紫陽花の季節に雑感 ボウイ伝記映画など | ボヘミアン・ラプソディ

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━英語通訳者の備忘録━

千葉の家の紫陽花が今年も満開になった。




新橋で私が買った鉢植えを父が丹精して増やしてくれた。
農家の出だけあって庭の手入れも得意だった。

門の脇にも...




庭の隅々にも...




いつしか紫陽花づくしになっていた。

奥ゆかしい紫陽花は梅雨の季節に良く合う安らぎの花だ。

マドンナは紫陽花が嫌いということで有名だが、
紫陽花は欧州でも好まれる。

「ベニスに死す」で美少年一家が滞在していたホテル。
紫陽花だらけのロビーという不思議な光景だった。

今週のトランプ大統領は欧州で神妙な面持ちを見せた。

メイ首相が気の毒な英国では、光栄な国賓待遇を満喫。

昨日の朝はマクロン大統領らとノルマンディ―でのD-DAY
75周年記念式典に出席。

オマハ・ビーチ上陸作戦で熾烈な戦闘を展開した大隊の
最後の存命者とされる退役軍人の名前を挙げて称えた。

周囲に支えられながら杖を頼りにやっと立ち上がる
94歳のラッセル・ピケットさん。

トランプ大統領が演壇から駆け寄り抱擁。
マクロン大統領も横でしっかりピケットさんを支える。

米国の欧州離れが進む中、英仏の温かい連携は感動的。

同通しながら少し泣きそうになった。
キャスターも涙目だ。人間の感情に国境は無い。

先週放送が終了した「刑事フォイル」は、敗戦国と同じく
戦勝国も深く傷付いた事を改めて教えてくれた。

因みにフォイルの後はアガサ・クリスティ。楽しみ。

同通しながら感情が湧くことは時々ある。

マイケル・ジャクソンの逝去もCBSの同通中に知った。
第一報を訳しながら愕然とした記憶がある。

ちょうど10年前の、6月末の事だった。

今朝泊まり明けで帰宅すると「大草原の小さな家」が。
「ダウントン・アビ―」再放送の中断中は「大草原」だ。

昔は飛び飛びでしか観ていないので、引き込まれた。

開拓時代の米国人の壮絶な苦労と自衛の精神が分かる。
ロ―ラ・インガルスの健気な強さが伝わって来る。
今回はしっかり観ようかと思う。

話変わって、エルトンの「ロケットマン」に続いて、
ボウイの伝記映画の撮影が今月から始まるとか。

タイトルは、"Stardust"。

ボウイを演じるのはジョニー・フリンという舞台俳優。
顔立ちもイメージも全く違うが、大丈夫だろうか。

レジェンドのボウイゆえ、頑張って頂きたい。
私はリアルタイムのボウイ・ファンなので。

最後はまた紫陽花のお話。昨年の6月にドイツを旅行した。

これはミュンヘンの青空市場の紫陽花。日本より鮮やかだ。




フレディの愛したミュンヘン始めドイツのお話は次回に。