いまは、たくさんのクラシックギター弦がありますね。
どれを張ったらよいか迷いませんか?
そんなときに、まずお勧めしたいのが「オーガスチンの赤」という弦です。
この弦のなにが凄いのかといいますと、これがナイロン弦の元祖であるということです。
特にクラシックと名づけられた高音弦は、1950年代に発売された当時そのままの作りだといいます。
クラシックゲージは、張りも程よいため手になじみ弾きやすいです。個人的に音のニュアンスをつけやすいところが気にいっています。音に温かみを感じるのもいいですね。
オーガスチンのレギュラー弦は高音弦はすべて同じです。組み合わせる低音弦のテンションの違いで黒(ロー)、赤(ミディアム)、青(ハイ)となっています。張りの強い弦は、どうしても弾きづらくなりますので、バランスの良い赤がお勧めです。
かつてのオーガスチン弦は、音は良いけど音程が合いづらいみたいな所もありました。ですがエコなパッケージに変わってからは改善されているようです。
ギターの神様セゴビアの写真も健在。共にナイロン弦の開発に情熱を燃やしたオーガスチンとの友情の証なのかもしれません。
たいていの楽器店で扱っていますので、入手しやすいのもいいですね!
*最新の製品はパッケージが変わっているようです。