古いものでも絵画や建築物は、当時の姿のまま見ることができます。

 

スペインの建物

 

では音楽はどうでしょうか?

 

音は弾いたそばから消えてしまいます。でも楽譜があるお蔭で、再現することができますよね。

 

ギターを弾くときも、楽譜を通して学んでいくことになります。

 

まずは楽譜の基本的なルールを確認してみるといいですね。物事は何でもそうですが、ルールがわかると楽しめますよ!

 

クラシックギターでは、一般的なト音記号の楽譜を使います。

 

ト音記号のクラシックギターの楽譜

 

ト音記号はうずを巻いているのがト(ソ)です。楽譜の下から二番目の線がソということですね。

 

実はギターの音は楽譜の音よりも1オクターブ低いです。でも実際の音で楽譜にしてしまうとピアノのような二段譜になり読みにくいですよね。それで上に移行してト音記号のみですむようにしています。

 

ちなみにドから次のドのことを1オクターブといったりします。高さは違っても同じ音ですね。

 

はじめは根気がいりますが、音をドレミで読むことからはじめてみましょう。慣れるにしたがい早く読めるようになるはずです。

 

クラシックギターの音域は3オクターブ少々ですので、この間の音だけ読めれば大丈夫ですよ。少しは気が楽になりませんか?