クラシックギターを構えるのに、従来は足台が一般的でした。でも、いまは様々なサポート支持具が出ています。
足台を使うと腰が痛くなるなど、なじめないようでしたら試してみる価値がありますよ。
足台以外の支持具で最もポピュラーなのが、エルゴプレイというギターレストです。
ドイツ製で快適に演奏できることを目的として作られています。
使い方としては、ギターの側面に付けるだけです。高さと角度も変えられるのがいいですね。
エルゴプレイは服によっては、ももの上ですべってしまうことがあります。百円ショップの滑り止めシートを適度な大きさにカットして使うと安定しますよ。
エルゴプレイの最大のメリットは、楽な姿勢でギターが弾けることです。これは両足が床につくことで、背骨がまっすぐになるからです。呼吸も楽になるためリラックスもできますね。
自然に構えるだけで理想的な演奏フォームになるっていいですね。
ただ、エルゴプレイにはデメリットもあります。演奏中に外れてしまったり、吸盤の跡がギターに残る場合があるなどです。
クラシックギターが上手く弾けない原因として、演奏フォームに行きつくことは多いです。構え方自体を見直してみるのはいいですね。
エルゴプレイは、いくつか種類がありますが、わたしはレギュラーの大を愛用しています。交換用の吸盤もあるので長く使えますよ!