ギターチューナーの定番として、すっかり定着したクリップチューナー。現在は、いろいろなメーカーから多種多様なモデルが出ていますね。
では、その初めのモデルはどんなだったでしょうか。気になりませんか?
世界初のクリップチューナー。なんとセイコー製です。
STX1という型番で2004年に発売になりました。当時、チューナーは高価で6千円近くした覚えがあります。驚くべきことに、いまだ現役で使えます。
外箱は、こんな感じです。おにぎり型のピックを模した形がいいですね!
初号機としては、いろいろな機能が詰め込まれています。メーカーの並々ならぬ意欲を感じますね。
正直にいいますと後発の製品の方が、性能や使い勝手は良いと思います。でも、このセイコーのチューナーが素晴らしいのは、使うほどに愛着を感じるデザインです。いまやレトロといっていい赤色LEDの動きも、チューニングに楽しさを与えてくれます。
クリップ式のチューナーとしては珍しくマイク内蔵のため、ギターに付けなくてもチューニングができます。ギター以外の楽器でも使えますね。
わたくしも普段は、譜面台に挟んでおくことが多いです。
このクリップチューナーに愛情を感じるのはメーカーも同じなのか、なんと復刻版が今も手に入ります。しかも、かなりリーズナブルですよ!