今日は朝から
大阪北部地震から6年
というニュースを目にする。

あの日、
朝の8時前、
食事を終えてソファーで新聞を読んでいたとき、
突如襲ってきた激しい揺れ。

ゆったり腰かけているときだったので
わりと冷静だったと思う。
 

就寝中に突然の揺れで起こされると
何がなんだかわからなくてパニックになるけど。

 

ただし、
夫はそのとき
朝のトイレにこもっていたので、
あたふたしながら出てきたびっくり

そりゃそうだ。

トイレ中と入浴中はかなり慌てる。

 

 

人間は無事だったけど、
猫が心配な状態に。

揺れると同時に二階にダダッと駆け上がり、
次女の部屋のベッドの下に潜り込んだ。

ここは猫のいつもの逃げ場所。
工事などで知らない人が家に入ってくると、
いつもここに逃げ込んでいる。


その後、どんなに呼んでも
ベッド下のいちばん奥でじっとかたまって
出てこようとしない。

 

ベッドを引っぱると、
それに合わせてベッド下を移動するので、
つかまえることもできない。

そのうちに出てくるだろう
とあまり気にしていなかったけど、
その日は結局飲まず食わず。

翌朝になっても、
食べた様子はない。

そして
トイレを使った気配もない。

 

 

さすがに心配になって、
ベッドをいったん解体することに。

順番にばらしていって、
ようやく抱きあげたときは、
心臓の鼓動が速く
小刻みに震えていて


人間が感じないような余震も含め、
たびたびの揺れにじっと耐えていたのだろうか。

ぎゅっと抱きしめる。

その後,

潜り込まれると困るところに対策して、
好きなようにしておいたら、
じきに震えも止まり、


食べたり飲んだり
出したりするようになったので、

ほんとに安心した笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

今もたまに地震があると、
猫のことが真っ先に気になるが、

あれほどの揺れを経験してからは
それほど怖がる様子もない。

 

平和で安全な日々がありがたいと
つくづく思った
今日のこの日でした。

 

 

 

暑い季節になると、

部屋の隅や廊下で

お腹を木の部分にくっつけながら

横たわっているときが多くなります。