JAEAの東海再処理施設TVFで、高レベル放射性廃液をガラス固化する新型溶融炉等を視察しました。
放射性廃液をガラス固化する溶融炉の底に白金族が溜まって通電してしまうため、溶融炉の底のガラスが固まってうまく下まで流れ落ちないと言う不具合が生じていました。
そこで溶融炉の底の形状を四角錐からロート状の円錐に変更し、新型炉への切り替えを進めています。取り替え工事も全て遠隔操作で行うため、困難を伴います。
この難工事が完成すれば、今度こそガラス固化は上手くいく予感がしました。