青森県下北半島原子力施設二日目。

午前8時、むつグランドホテル発。

このホテルに泊まるのは2回目で、前回は原子力PTの吉野正芳先生、井上信治先生とご一緒しました。その後、お二人がそれぞれ入閣された思い出深い場所です。


大間町までバスで1時間30分の行程。沿岸の港町では、津軽海峡で採った昆布を日干し中でした。


電源開発大間原子力発電所は、フルMOX燃料のABWR138.3万kwで、工事進捗率は37.6%に留まっています。

日立GEが原子炉の工事を請け負っています。

ここでも若手職員と意見交換を行いました。


次に、むつ市のリサイクル燃料貯蔵施設RSFを訪問。
当社は東電と原電が出資し、使用済み燃料を50年間乾式キャスクで保管し、その後、六ヶ所の再処理に回されます。約80名の社員の皆さんの前で激励しました。

二日間で駆け足で青森県の原子力施設を視察しました。国策である核燃料サイクルを回す上でどの施設も重要です。新規性基準審査が遅々として進まず、まるで時計の針が停まっているようでした。
現地に足を運んで、職員の皆さんから原子力政策に対する意見や要望を受け、極めて有意義な視察でした。