自民党行政改革推進本部で公務員制度改革PTの座長をしています。

これまで4回のヒアリングを行い、提言案を取りまとめました。

中堅・若手職員からも、様々な意見が出てきましたので若手目線で良いものは採用しました。

 

民主党政権下、事業仕分けで公務員への風当たりが強まり、行政改革の名のもとに定数削減を行いました。

そのため、「M字カーブ」のように30代前半から40代前半の課長補佐・課長クラスの一番の働き盛りが不足しているのです。

その影響が今日まで響いています。

補充されないまま、少ない人員で年々増加する業務に対応しているということです。

 

また、人手不足感の強い民間への転職も増加傾向です。

民間と比較して待遇やキャリアパスなどに不満を持つ若手官僚の転職が増えているのです。

そこで私は、公務員を削減してきた方針を一転させ、中途採用で人員採用をより積極的に拡充すること、成果をより重視した給与体系にすること、研修や自己研鑽の機会を増やしモチベーションを高めることなどを提言しました。

 

また、海外出張時の旅費交通費が実勢の価格に見合っていないことから、見直しを求めていきます。

その他、政党と立法府がそれぞれ取り組むべき内容も整理しました。


恐れを知らない自民党行革推進本部のメンバー

岸田総理にご説明

官邸にてぶら下がり


人事院川本裕子総裁へ