ロシアのウクライナ侵略は、サイバー空間でも激しい攻防が展開されています。
サイバー攻撃に長けているロシアに対し、ウクライナはかなり善戦していると言えます。

ウクライナは、2014年のクリミア侵略で受けた大規模サイバー攻撃を教訓に、サイバーセキュリティの高度化に取り組み、政府データのクラウド化を断行しました。MicrosoftやAMAZON、Google等がサポートしたそうです。
その結果、今でもゼレンスキー大統領を中心に政府は正常に機能し続けています。

サイバーセキュリティの専門家は、サイバー攻撃を止めることは出来ないが、直ぐに回復できるレジリエンスが大事だと口を揃えて言います。
また、防御だけでなく攻撃も必要だと指摘します。
サイバー攻撃を受けた場合の事故調査も重要です。警察の捜査もありますが、再発を防ぐための原因の特定も必要だからです。


サイバーセキュリティの世界で日本は出遅れていますが、政府が更に本腰を入れるように取り組みます。