北村誠吾 先生がご逝去されました。
かねて病気療養中、最近お姿が見えませんでしたので心配していたところ、突然の訃報に接し、痛惜の念に堪えません。

北村先生は、防衛政策や原子力政策に精通しており、度々ご指導を頂いておりました。
小さな体躯から発する佐世保弁はよく通るお声で、柔らかくも含蓄あるご発言に、皆が聞き入ることが多々ありました。
朝の会議にも出席され、沢山の資料を紙袋に詰めて持ち帰り、熱心に勉強されていたのだと思います。

背広の両襟にはいつも沢山のバッチを着けておられました。様々な団体から贈られてきたバッチを着けてPRしていたようです。北村先生に肩が凝りませんかと聞くと、優しく笑っておられたのが印象的でした。
地方創生大臣に起用されたのは安倍内閣でした。衆議院議員秘書・市議会議員から叩き上げの地方創生大臣は、最適任だと思いました。
派手なパフオーマンスはなさらない北村先生は、海千山千の自民党の中でも、確たる存在感を示しておられました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
合掌