社会インフラ・産業基盤事業者向けに、サイバーセキュリティ人材育成プログラムを提供している産業サイバーセキュリティセンターを瀬戸隆一先生、宮澤博之先生と視察しました。
宮澤先生は急遽理事会が入り、途中で国会に戻られましたので残念ながら写真には写っていません。
 
ビルは秋葉原にあり、入り口は外国人の来客者を意識して和風でした。
 

 

 

 

一年間の講義と演習で、制御システムのセキュリティ基礎とITセキュリティ基礎から、模擬プラントでの実践演習でセキュリティ対策を習得します。主にインフラ企業等から社員が派遣されているそうです。

 

今回は、実際に使われている自動車システム、鉄道運行システム、ビル管理システムへのサイバー攻撃のデモを見せていただきました。

カーナビシステムへのサイバー攻撃で電気自動車が乗っ取られ、前進中に急にバックを始めました。
もし自動走行運転中だとすれば、大事故に繋がる恐れがあります。
 
また、鉄道やビル管理システムも、USBコードなどを介して乗っ取られ、外部から操作されてしまいました。
サイバー攻撃を防ぐための防御策を講じてあるものの、サイバー攻撃側の技術も日進月歩。
それに対抗するための新たな投資も必要です。
 
サイバーセキュリティの専門家の方々から様々なお話を伺い、政策に落とし込めるようみんなで勉強を重ねます。