朝7時半過ぎにバスで出発し、約1時間半険しい山道を登り、李登輝総統の眠っている軍人墓地に到着しました。



軍人墓地は軍が管理し、李登輝総統のお墓の入口には鍵が掛けられて、ご遺族の許可がなければ立ち入りできないように管理されています。


曇り空でしたが、到着すると歓迎するかのように日射しが出来てました。眼下には台北市が広がり、遥か遠くには日本の方角も望むことが出来ます。
李登輝総統は台湾の民主化を為し遂げ、民主化の父と呼ばれています。基本的価値を共有する日本には欠かせないアジアのパートナーになりました。そして、戦後の日本人が忘れてきた気概を持てと常に我々を叱咤激励して下さいました。

自由と民主主義は、当たり前に与えられるものではないことを学生に伝えるため、李登輝総統基金会が李登輝記念図書館を台湾大学に設置すべく大学側と協議を始めているそうです。

李登輝基金会に高萩のお酒と北海道のお菓子をお供えしてもらうようお渡しして、台湾の平和と民主主義が長く続くことを皆で祈りました。