3回目の政調全体会議が開かれ、骨太方針のうち、財政運営と防衛費2%、台湾の記載、規制改革について議論しました。

まさしく、今年2/24のウクライナ侵略を契機に世界は大きく転換しました。パンデミックも世界を一変させました。世界は、まさに紛争の時代に突入したといえます。


しかし、日本の財政当局は、依然として平時と同様に緊縮財政を継続しようとしていました。
ところが、これに多数の議員が猛反発。2回目の会議でも収拾がつきませんでした。
そして、ようやく3回目の会議で折衷案が提示されました。

『ただし、重要な政策の選択肢を狭めることはあってはならない』

この一文を追加することによって、過去の緊縮的な財政運営方針を上書きすることにつながるでしょう。

黄川田副大臣は、重要政策とは何を指すのかとの私の問いに対して、新しい資本主義や国土強靭化、脱炭素、DXなど、骨太方針に記載された政策は全て重要政策とし、全て予算化する方針との認識を示しました。
年間330億円余増やすだけで、これら全ての重要政策を実行するのは至難の技ですが、副大臣が認めた以上は、責任をもって実行して頂きます。