菅総理が、総裁選に不出馬の意向を表明しました。来週、改めて記者会見されるそうです。理由については、総理ご自身の想いを直接述べて頂きたいと思います。

理念型の安倍政権から、実務型の菅政権に代わり、この一年間で数多くの実績を挙げてこられました。しかし、政権と我々の発信力の乏しさから、その成果を十分に伝えきることが出来ませんでした。

不妊治療の公的支援は、子供を望む夫婦に希望をもたらしました。
携帯料金の引き下げは、少しでも家計を楽にしたい家庭の一助になりました。
デジタル庁の設立は、縦割り打破や行政サービスの充実に繋がります。
ワクチン接種一日100万回を達成し、合計1億3000万回を越えました。
重要施設土地規制法により、防衛施設等周辺の土地取引を監視できるようになりました。
東京オリパラ大会の開催により、出場に人生を掛けてきた選手に活躍の場を提供できました。

長期安定の安倍政権の後を受けて、このコロナ禍では誰がやっても舵取りは大変だったと思います。現に、地元では同情する声が多く聞かれました。
菅総理は、たしかに多弁ではありませんが、人の話をよく聞いて、それを最速で実現する政治家でした。在任期間は短いものの、多くの政策は実を結び、やがて評価される日が来ることを期待します。
菅総理、お疲れ様でした。菅政権に寄せて頂いたご支援に、感謝申し上げます。

総裁選では、闊達な議論が展開されることを期待します❗