今日から6月ですね。一年の半分が過ぎ、国会も終盤になってきました。
高齢者のワクチン接種が各地で進められています。ワクチン接種に従事している関係者の皆様に感謝致します。
「科学技術・イノベーション推進特別委員会」で”日本半導体産業の凋落”をテーマに3名の参考人から意見を聴取し、質問しました。
私が手にしているのは「技術大国・日本の未来」(東北大学名誉教授西澤潤一著)
「日本の技術は現状のままで行く限り、2000年までしかもたない」と指摘しています。
まさに、その指摘が的中したことになります。
〇東北大学工学研究科 原山優子名誉教授(理化学研究所理事)
〇成城大学社会イノベーション研究科 中馬宏之教授
〇微細加工研究所 湯之上隆所長(元日立製作所の半導体エンジニア)
日本の半導体産業は90年代、DRAMの超微細加工技術で世界を制しました。
ところが、PCの登場と共に、低スペックのDRAM製造で韓国に追い抜かれ、それ以降凋落の一途を辿っています。
経産省・産業革新機構がテコ入れに入りますが、時すでに遅し。
ついに日本の半導体は、挽回不可能となりました。
半導体は、まさに技術で勝って、ビジネスで負けてきた日本の産業の象徴的存在です。
その敗因をよく分析することから、日本産業の反撃を始めなければなりません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210601/20/ishikawa-akimasa/88/5a/j/o1080056514950934953.jpg?caw=800)
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