皆さん、こんにちは。

茨城5区 自民党衆議院議員の石川あきまさです。

 

ドラマと違う救援便パイロットの裏側 国から表彰のANA「武漢チャーター」乗員に聞く

 

 

 

新型コロナが爆発的に蔓延していた武漢に滞在する邦人を、いかに迅速に帰国させるかは、当時かなりリスクが高いオペレーションでした。

政府専用機を飛ばす計画は、一時検討したものの搭乗人数が少ない上に、航空自衛隊機が乗り入れることに中国側が難色を示したと言われています。

在外公館のない武漢には、唯一ジェトロの事務所があるだけでした。そのようなシチュエーションの中で、もし定期便を持つANA さんに断られたらどうするのか。イラン・イラク戦争で日本航空が邦人救出を断り、日本政府がやむ無くトルコ航空に頼んだことが脳裏をよぎりました。

しかし、今回ANA さんは即座に「飛ばします」と返答してくれたと承知しています。拒否した社員は一人もいなかったそうです。

新型コロナの感染リスクがある中でのフライトは、まさに命懸けです。チャーター機5便を飛ばし、800名余を無事に帰国させたANAさんに敬意と感謝の意を表します。