皆さん、こんにちは。
茨城5区 自民党衆議院議員の石川あきまさです。

平和台霊園で開かれた岡部英男元衆議院議員告別式で、菅官房長官が弔辞を読まれました。
菅長官が初当選した平成8年総選挙から遅れること2年。急逝された塚原俊平先生の後を受けて、平成10年の補欠選挙で初当選を果たされました。

同年、参院選に敗北した橋本総理の後継を選ぶ自民党総裁選で、小渕派の小渕外相擁立に反発した梶山静六先生が小渕派を飛び出し総裁選挙に立候補。
一期生ながら菅・岡部ラインで予想を覆して102票を獲得し、見事二位になりました。
因みに3位が小泉純一郎候補でした。

小渕内閣が発足して間もなく、長銀の不良債権が顕在化し、経営破綻。日本発の金融危機が勃発すると言われていました。金融機関の破綻処理スキームを巡って、ソフトランディング派とハードランディング派が激突。毎晩徹夜で金融国会が開かれ、結果的には公的資金の注入によって金融危機は間一髪免れました。いま思い返しても、ゾッとします。

しかし、喉元過ぎれば熱さ忘れるとは良く言ったもので、その後も2008年にリーマンショックが起こりました。人間の欲望が、ある一定の限度を超えたときにバブルが崩壊します。
変化の激しい時代ですが、こうした危機を再び起こさぬよう、しっかりとした舵取りが重要です。