皆さん、こんにちは。
茨城5区 自民党衆議院議員の石川あきまさです。
日中韓3か国サミットが、クリスマスイブの中国成都で行われました。
日韓関係は、韓国軍艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件や朝鮮半島出身労働者の賠償を認める韓国最高裁判決によって「戦後最悪期にある」と言われており、その様な中で文大統領に日韓関係を改善する意思があるのか、安倍総理は見極めようとしていたと思います。
結果として、韓国側から日韓関係を改善する具体的提案はなく、お互いの主張を述べ合い会談は平行線で終わったようです。
しかし、日本側としては日韓請求権協定違反状態を是正するのは韓国側であり、「ボール」が韓国側にあることを確認したことは良かったと思います。
文大統領の側近の前法務大臣に逮捕状が請求されるなど、韓国国内の政治状況が厳しい中で日本に譲歩すれば、更に厳しい世論に耐えられないだろうと思います。
会談は用意したペーパーを読むだけで簡単そうに見えますが、こうした状況下での首脳会談は特にやりにくいものです。
それをいとも簡単にやってしまうのが、実は安倍総理の凄いところです。