みなさん、こんにちは。自民党茨城5区の石川あきまさです。

 

平成29年度予算案を衆議院で可決し、参議院に送りました。
審議の過程では、野党の厳しい追及を受けましたが、年度内の成立にこぎ着けることができました。今日から参議院での予算審議が始まります。

来年度の予算案がどんな内容なのか大枠をお知らせします。時間があるときにご覧ください。

【経済再生】
〇民間投資を引き出し、官民⼀体となって⽇本経済の成長⼒を⾼めるような研究開発へ重点配分しつつ、科学技術振興費全体として+0.9%の伸び率(27年度+0.2%→28年度+0.6%→29年度+0.9%)
〇観光先進国に向け、観光庁予算を増額(210億円)するほか、⽂化財(220億円)、国⽴公園等(100億円)の活⽤を推進
〇⼈⼯知能、ロボット、IoT、⾃動⾛⾏、サイバーセキュリティ等の分野において、研究開発や実証等を⾏い、第4次産業⾰命を推進

【防衛費】
〇緊急性の高い南西海域の警戒監視、北朝鮮のミサイル対応を含む防衛費に過去最大5.1兆円

【一億総活躍社会実現】
〇保育⼠等の処遇改善:全ての職員を対象に2%の処遇改善(平成25年度以降、⼈勧分も含めて合計10%の改善)①副主任保育⼠等については⽉+40,000円、②職務分野別リーダーについては⽉+5,000円の処遇改善を実現(544億円)
〇介護⼈材・障害福祉⼈材の処遇改善:⽉額平均+10,000円相当(平成29年度に臨時の報酬改定を⾏い、「キャリアアップの仕組み」として「経験」「資格」⼜は「評価」に応じた昇給の仕組みを設ける事業者に対して報酬を上乗せ)(408億円)
〇保育の受け⽫拡⼤等:待機児童解消加速化プランに沿って受け⽫拡⼤を着実に実施(公費+953億円)
〇平成29年8⽉から年⾦の受給資格期間を25年から10年に短縮するための所要額(平成29年9⽉〜30年1⽉の計5か⽉分256億円(公費ベース))を措置。
〇育児休業制度:保育所に⼊れない等の場合の最⼤期間を1歳6か⽉から2歳までに延長
〇雇⽤保険料の軽減:時限的に3年間▲0.2%引下げ(労使折半)
⇒平均的なサラリーマンの年収(420万円)の場合、年額4,200円の負担軽減(▲3,500億円)

【教育】
〇⽉3万円を軸に給付する「給付型奨学⾦」を30年度から創設(「私⽴・⾃宅外」については29年度から)(70億円)
〇無利⼦奨学⾦について、低所得世帯の⼦供に係る成績基準を実質的に撤廃・残存適格者を解消(885億円)
〇発達障害を持つ児童⽣徒や外国⼈児童⽣徒の急増といった学校現場で起きている課題に安定的に対応するため、「通級指導」や「⽇本語指導」に係る教員を児童⽣徒数に応じて措置される「基礎定数」に移⾏。
〇国⽴⼤学法⼈運営費交付⾦等について、教育研究基盤の安定のために前年度同⽔準を確保。授業料免除枠を拡充。

【働き方改革】
〇賃上げに向けた環境整備を⽀援するため、年功序列によらない能⼒評価制度を整え、賃⾦アップを図る企業への助成を創設(39億円)
〇長時間労働の是正に資するよう、勤務間インターバルを⾃発的に導⼊する中⼩企業への⽀援を実施(4億円)
〇同⼀労働・同⼀賃⾦をはじめとした⾮正規雇⽤労働者の待遇改善のため、正社員転換や処遇改善などに取り組む企業を⽀援(670億円)

【農林水産】
〇農林⽔産業の輸出⼒強化、農業の経営⼒・⼈材⼒の強化(農業経営塾の開講、経済界の⼈材活⽤)等により、農林⽔産業の成長産業化を推進
〇農地の⼤区画化や⾼収益作物への営農転換を促進するため、⼟地改良関係事業(農業農村整備事業関係予算)を拡充
〇農地中間管理機構による担い⼿への農地集積・集約化を⼀層加速化(155億円)

【公共事業】
〇安定的な予算の確保(5兆9,763億円)を⾏い、その中で、①豪⾬・台⾵災害等を踏まえた防災・減災対策、②民間投資を誘発し、⽇本の成⻑⼒を⾼める事業などへの重点化を推進
〇国庫債務負担⾏為の活⽤により、公共⼯事の施⼯時期を平準化し、建設現場の⽣産性を向上(2か年国債を倍増、ゼロ国債の設定)

【財政再建】
〇新規国債発行額は34.4兆円(▲622億円)

そして夜は、神道政治連盟の懇親会にお邪魔し、全国の神主の皆さんと懇親を深めました。神道政治連盟の服部幹事長にもご挨拶できました

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