皆さん、こんにちは。石川あきまさです。

今日は、日本原電の東海・東海第二発電所を視察しました。

主に新規制基準に則り行われている、シビアアクシデント対策などを中心に案内して頂きました。

入口までの経路は、セキュリティのために蛇行するようになっています。

また、構内には警察車両も24時間体制で警備していました。

東海発電所は、英国から導入した日本で唯一の炭酸ガス冷却型。現在、廃炉作業中です。

第二発電所は、BWR型軽水炉で110万KWの出力能力がありますが、現在は燃料棒も取り出され、停止中でした。

BWR型とPWR型では、原子炉内部の劣化にも差があり、どちらかというとBWR型の方が劣化が遅いとのことでした。

意地悪に思われるような、細々とした質問をしましたが、間髪入れず明解な回答が返ってきました。
実は、緊急時にはこういうことは大切で、縦割りで担当者に聞かなければ分かりませんなどということでは、対応が後手に回ります。

緊急事態体制を確認する意味では、有意義な視察となりました。

因みに、被爆線量は0msv/hでした。