公民館の再編。政治的には不人気な作業 | 館山市議会議員「石井としひろ」のブログ

公民館の再編。政治的には不人気な作業

館山市地区公民館再編計画策定委員会(行政の審議会)が明日から始まり、私は議会選出の委員の1人になりましたので、出席します。

さて、地区公民館は11ヶ所にあります。また、公民館という名称ではないが学習等供用施設という似たような施設である「豊津ホール」もあります。





公民館の統廃合の検討をする委員会のようなので、まずは現場感が大事ということで、1人で公民館巡りをしてみました。中には入らず、外観と距離の確認です。

毎度、行っている菜の花ホール(北条)や館山地区公民館は、省略しました。この2つは現場感を持っているので。

さて、今まで一回も行ったことがなかったのは、九重地区公民館と西岬地区公民館分館だけでした。議員をしているので、結構、色々な集まりに顔を出しているからでしょう。


【九重地区公民館】


【西岬地区公民館分館】


西岬地区には、もう一つ公民館があり、廃校の校舎を既に使っています。廃校の体育館も運動に利用されています。


【西岬地区公民館と体育館】


これまでの経緯と、小中学校の再編や廃校利用、そして地域事情と合わせて考えていくものですが、難しいなと感じます。

様々な施設の老朽化が進み限界が近づいているのと、市長が変わったこともあり、公共施設の再編が進んでいます。予想はしていましたが、やはり政治的には不人気な作業です。

ただ、生産年齢人口(15〜65歳)が今後30年間、減り続けるのは確定的です。現在でも人手不足ですが、これから更に人手不足が30年くらい続くことになるのではないでしょうか。公共施設の再編を避けることはできません。