埼玉県川口市の外国人問題。多文化共生の街 | 館山市議会議員「石井としひろ」のブログ

埼玉県川口市の外国人問題。多文化共生の街

6月10日(月曜日)の昼頃ですが、埼玉県川口市でぷらぷらしていました。9日(日曜日)に大学の時の仲間たちと都内で飲み会をして、月曜日の午後3時からは国会議員会館(共同養育議連)に用があって、一泊したからです。

川口に泊まったのは、都心のホテルが高くて、少し離れると安いことと、クルド人避難民問題に関心があったからです。

川口市ではクルド人など多くの外国人が住んでいて、少し治安が悪化したことから、市議会で「一部外国人による犯罪の取り締まり強化を求める意見書」なる物騒な決議を大多数の賛成で可決しています。



私も議会人なのでわかるのですが、こういう意見書は保守系でも、「外国人ヘイトと誤解されるのが嫌だ」という感覚を持つもので、なるべく出したくないのです。それでも出して通したというのは、それなりのやむを得ない事情があったと推察します。

歩いたコースは、蕨駅からクルド人が多く住むと言われる、芝・前川・上青木という地区でした。そんなに外国人もいないし、ケバブ屋も少ないし、物騒なところもありませんでした。




ただ、「バイクの乗り入れ禁止」という掲示くらいです。それに、バイクの乗り入れは日本人かも知れません。




とりあえず、川口市全体として、大きな問題には見えませんでした。ただ、議会意見書や各種の報道から、やはり一部に問題はあるようです。

難民・移民問題は、「受け入れの量(人数)」と「法整備」に尽きます。それが適正なら問題は起きず、むしろ多文化と労働力を取り入れられることになります。ただ、適正にコントロールできている国は少ない現実もあり、難しい問題です。

また、本国がしっかりしている外国人の対応は難しくありませんが、本国が荒れていて、避難してきた外国人は本国のフォローがありませんから、日本政府や自治体も対応で苦労します。

※参照。以下の記事が興味深いです。