教科書採択は、公開で行うべき | 館山市議会議員「石井としひろ」のブログ

教科書採択は、公開で行うべき

「安房地区道徳教育を考える会」に出席しました。

①教科書採択のやり方について
昔は、教科書会社が学校の先生を接待しまくって、シェアを伸ばしていた時代もあり、採択委員会の委員を非公表、会議も非公開になるようになりました。ただし、会議録は事後公開しています。

しかし、埼玉県だと県も市町村の教育委員会も、採択会議の公開を進めています。

他の行政の審議会もほとんど公開して、問題も起きていません。業者が市職員を接待したりもしません。公開の方向で、埼玉県のやり方を研究すべきではないでしょうか。

②実際に使っている道徳教科書について
読んでみました。今日は松下幸之助の偉人伝でした。
しかし、これは一万人に一人もいない事例であり、真似をすると、過労で身体を壊し、働き過ぎで家庭崩壊します。ちなみに、松下幸之助も仕事の評価は高いですが、家庭内不和だったようです。

道徳教育の教材は、いくつも読みましたが、「意味あるのか。時間の無駄」という感想は拭えません。私の小さい頃ですが、道徳教育の授業は「気楽な第二国語。リラックスする時間」という認識でした。

国の学習指導要領は強制なので、道徳教育は廃止にできませんが。