行財政改革委員会のハイブリッド開催。館山市の財政は詰んでいるが、なんとかせねば | 館山市議会議員「石井としひろ」のブログ

行財政改革委員会のハイブリッド開催。館山市の財政は詰んでいるが、なんとかせねば

行財政改革委員会にオンライン出席しました。市役所の会議室で全員出席により行う予定でしたが、コロナの感染急拡大に伴い、会場出席とオンライン出席のある「ハイブリッド方式」に変わりました。

 


 

全員がオンラインの会議は簡単です。一方、会場とオンラインだと、良いマイクがないと会場の声を拾えなかったり、逆にハウリング(音響トラブル)してしまったりします。市役所に不慣れな感はありましたが、どんどんトライして慣れていってほしいと思います。
 

市役所に行かなくてもいいのは便利です。一方、言外の空気を読みづらいのが難点で、結構、KY(空気を読めない)発言をしてしまったかも知れません。特に極めて厳しく、財政状況の改革手段が具体的に見えない現状に対して「詰んでいる」という表現を連発してしまいました。
 

自分は議員を11年間やってきましたが、最も財政が改善する要因は、国からの地方予算の増額です。具体的には特に地方交付税の増額が大きいところです。つまり、国の方針という外部要因が最大なのです。

次に市としての自助努力です。特に、税金の滞納を少なくする「徴収率の向上」は効果が大きいものです。
 

歳出削減では、「建築施設課」という専門部署を作って、学校からごみ処理施設まで、全ての建設工事の設計・積算を一括化したのは効果がありました。それまでは、教育委員会などの建設に不慣れな部署も工事の積算をしていました。
 

それ以外の歳出削減はなかなか難しいものがあります。敬老祝い金の縮小や、広報誌を月2回から1回にしたのも、長い長い議論になってしまうわけです。
 

市民から嫌われる役目ですが、自分が正論と信じることは発言していきます。もちろん、自説のみにこだわらず、他の委員の活発な発言も引き出すきっかけになれたらと思います。