ハリウッド版のダニエル・クレイグ主演の同作品は以前に見てるのだけれど、今回はオリジナルとも言えるスウェーデンでの映像化を見てみた。
153分とこちらもかなり長尺のフイルムだが主演のミカエル役、ミカエル・ニクヴィストが実に渋くていいですね。
スウェーデン語での台詞も、英語にはない雰囲気があって映像とマッチしている。これがフィンチャーだとあの独特の暗い白夜の北欧風景で終わってしまうのでね。
そのハリウッド版ではルーニー・マーラが演じたリスベットは、ノオミ・ラパスという非常に個性的な女優が好演。
あのキュートにぶっ飛んだリスベットの所業を自然に演じていて好感が持てた。胸はぺっちゃんこだけれども。
この女優、リドリー・スコットの「プロメテウス」に主演したらしいけれど、あまり印象に残ってないなぁ。ていうか、あの映画自体があまりいい記憶がないが。
ただ、シャーリーズ・セロンは無意味にエロかった、というのは覚えている。
三部作ともにprime video化しているようなので、「火と戯れる女」と「眠れる女と狂卓の騎士」も見てみたいね。
2019年2月