随分以前に一度見て、例によってメル・ギブソンが何を考えてるかわからないちょっとズレたタフガイを演じていて、非常に面白かった1999年の映画なのだけれど、何故か全く配信に乗らないので、仕方なくDVDを購入。
グレッグ・ヘンリーが演じるチンピラが、黒電話の受話器を叩いて取る仕草がめちゃめちゃクールで真似をした。
更に口癖のハバハバハバとか、
誰かって？ニクソン大統領だよ！んなわけあるか、という言い回しもものすごく気に入って何度も真似をしたなあ。
考えたらルーシー・リューを初めて見たのはこの映画だった。イカれたSM嬢を演じていてすごく魅力的だった。
ER緊急救命室にインターン、アンナ・デル・アミコ役で出ていたマリア・ベロが重要な役で好演。
「コマンドー」や「プレデター」で日本ではお馴染みのビル・デュークと、ジャック・コンレイが悪徳刑事役。
組織のボスをカントリー&ウェスタンの大御所、クリス・クリストファーソン。
そして最後の最後で登場するジェームズ・コバーン。まさにオールスターキャスト。
作品の時代的な演出なのか、みんなリボルバーを使っているのも印象的。
そしてなんと言っても、
最後の最後で、あの、伏線を回収して収束させるこのカタルシス！素晴らしい脚本！！お見事。
2024年4月
