以前に劇場で見たはずなのだが、全くといっていいほどストーリーもなにもかも覚えていない。
唯一記憶にあるのはクライマックスで博物館と化していた戦艦ミズーリーを、ロートルのリタイア水兵が動かして敵を（宇宙人が敵だったということも記憶が定かではない）というところのみ。
んで改めて見返してみると、これはとてもとても優れた作品だなぁと。
色んな意味でいい映画の要素が盛り込まれている。ピーター・バーグが制作と監督を担当したと言うが、まさにアメリカ万歳、海軍、陸軍万歳というトニー・スコット作品を彷彿とさせる清々しいまでの愛国映画に仕上がっていところがいい。
かつて国に軍にその身を捧げた軍人たちへのリスペクトもとても好感が持てる。
その優れた作品に我らが浅野忠信が非常に好演しているのも日本人として誇らしいね。
アメリカでの興行収入は振るわなかったものの、日本では2012年の洋画7位の14億円超のヒットを飛ばしたそうだ。
日本のオタクにはカルト的な人気を博すわけだけれど、6月にアメリカ海軍の事故で金曜ロードショーでのテレビ放送自粛したのが記憶に新しい。
2017年7月