これやはり脚本が複雑なプロットすぎて、ネット上で感想書いていたりする人の大半がちゃんと理解してなくて酷評している向きがあるような気がする。
まあ、その部分を差し引いたとしても今作が失敗作であることは間違いないんだけれどね。
何度見てもその都度新しい発見があって楽しめる、というのと
二度三度見ないと意味がわからん、というのは根本的に違うと思うのだよね。
スタッフ、というかソダーバーグとクルーニーのオフザケと思えるユーモアが難解過ぎて、空回りしてる部分が多くて、例えば「ロスト・イン・トランスレーション」なんかは見てなきゃ何のことだかわかんないし、ジュリア・ロバーツに似てるから云々もワル乗りすぎいてちょっと白けてしまった。ま、ブルース・ウィリスは美術館でのシックスセンスネタ（簡単にバレるんなら6億7500万ドルも稼げるかよ）とかでホント楽しんでいたように見えたけどね。
この出来で次の13を作る事ができたのはある意味でスゴイ。
2016年8月
