「ファミリー狂言会・秋」

国立能楽堂

無事に終わりました照れ


と言っても

僕自身は未だ前の日も緊張でしょっちゅう目が覚めるし、なかなかの緊張感でやっていますが爆笑


今回の公演を野村万之丞さんのお知り合いの写真家さん、荻島怜さんが撮って下さいましたので


写真でみる狂言

「柿山伏」


をお送りしたいと思います😊


登場人物は山伏と柿畑の畑主の二人。


狂言では二人の演目か三人での演目が多いです。


道具は柿の木に見立てた


かずらおけという筒状の箱のみ。



大変お世話になっている大先輩の能村晶人さんが、
今回のシテ、つまり主役の山伏を演じます。

山伏とは特殊な修行を積んだお坊さんとでも言いますか、特別な力を持っている人を言います。しかし狂言に出てくる山伏は少し胡散臭い人が多いです。

この山伏さんも、道中喉が乾いて、美味しそうな柿を見つけて木に登って勝手に食べちゃっています。

そこに

畑主さんが畑の見廻りにやって来て、
柿を盗み食いしてる山伏を見つけてビックリ!!

超ビックリしてますねっ爆笑


慌てて木の陰に隠れる山伏を見て大爆笑する畑主。


普段から何か恨みでもあるのでしょうか?

いい機会だから山伏をちょっとからかってやろう。

と、

あれは犬か?いや猿だ!いやいやトビじゃ!と色んな動物の物真似をさせます。


しまいにはトビなら木の上から飛べるはずじゃと

飛ぼうぞよ飛びそうなルンルン

と囃し立てます。

意を決して
勢いよく木の上から飛んだ山伏。

でも腰をしたたか打ちつけます。


ベストショットカメラ

山伏をからかいやがって!
お前んとこの家で治療をしろ!!と畑主に迫る山伏。

何言ってんだ柿泥棒が。
と、相手にせず帰ろうとする畑主に対して、

目に物を見せてやる!と数珠を鳴らして呪文を唱える山伏。

ぼうろんぼうろんキラキラ

すると、

身体が言う事を聞かない畑主。

山伏の方に身体が引っ張られます。


ぼうろんぼうろんキラキラ

あー!!


見たかこの野郎!

早く看病せい!!


すると、

またからかっただけじゃ!!

まことじゃと思ったか!?

と、山伏を追い回す畑主。


ゆるしてくれいゆるしてくれいアセアセ


やるまいぞやるまいぞムカムカ


というお話でした。

全部ベストショット。
いい写真ばかり照れ

萩島さんありがとうございましたっ*\(^o^)/*キラキラキラキラ

そしてここからは

あずき♀写真館カメラ

朝六時。何やら視線を感じたらあず猫


おじさんと猫猫

我ながらノンフィクションのワンシーンにしかみえない爆笑


石井、

老けたなー、ハゲたなー

も気になりますが爆笑

日本最古の喜劇、狂言や

あずき猫に興味をも持って戴けたら

これ幸いです照れ

そして、

来週からは

三月の
「赤すぎて、黒」
に引き続き出演させて頂きます。

劇団時間制作
「迷子」
の稽古が始まります。

古典芸能から現代劇へ。

行って参りますウインク音符

【出演者】
<シングルキャスト>
岡本玲
桑野晃輔
青柳尊哉

田野聖子
石井康太
武藤晃子
西川智宏

竹石悟朗

田名瀬偉年(劇団時間制作)

<ダブルキャスト>
橋本真実
栗生みな
野村龍一
大浦千佳
樹麗
山本夢
やまうちせりな

佐々木道成(劇団時間制作)

【上演スケジュール】
2020年11月21日(土)~11月29日(日)

21日(土)19:00
22日(日)19:00
23日(月)14:00/19:00
24日(火)19:00
25日(水)14:00/19:00
26日(木)14:00/19:00
27日(金)14:00/19:00
28日(土)13:00/18:00
29日(日)13:00

【会場】
東京芸術劇場シアターウエスト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1

【あらすじ】
3人の幼馴染
家族同士で行った旅行先の「すたか荘」で火災が起きた。
あれから時間は経っているはずだが昨日の様に思える。
芦沢家は次女を失った。
葛生家は両親を失った。
加藤家は…全員無事であった。
全員被害者であるが、立場の違う者同士が共に旅館を訴えた。
しかし、その裁判に疑問を持っていた加藤家亭主は、
司法修習生である元教え子の富岡と伊勢に相談を持ち掛ける。
「裁判を終らせてほしい…」
交差する3つの家族の想い、司法修習生と担当弁護士による正義の違い。
そして次第に見えてくる「あの日の火災について」。
正義VS正義
一体、「終わらせる」とはなんなのか。答えのない問題に向き合った圧倒的な現代劇。

実際にあった事件をモチーフにした

圧倒的な現代劇。

狂言の和む笑い、和楽の世界観とは

真逆のような世界観ですが、

こちらも何卒お願い

つづく。