ナポレオン・ヒル【信念と希望を持ち続ける】
『心が信念で強化されれば
どんなに力の弱い者でも
困難を克服することができます。』
生まれて間もなく
目が見えなくなり
耳が聞こえなくなり
話すことができなくなった
ヘレン・ケラー[訳注]は
次のような言葉を残しています。
「信念を正しく
理解することができれば、
それが消極的な性質なものではなく
積極的な性質のものである
ことがわかるはずです。
積極的な信念は恐れを知りません。
絶望することを許しません。
心が信念で強化されれば
どんなに弱い者でも、
不幸や災難を
乗り越えることができるのです。」
行動に支えられた信念を持つことで
ヘレン・ケラーは、不幸を乗り越え
普通に生活してゆくことを可能にしたのです。
[訳注]
ヘレン・ケラー(1880−1968)
アラバマ州生まれ。
1歳のとき病気により視力、聴力を失った。
しかし、後にヘレンの生涯を変える師となる
アン・サリヴァンにより
話すこと、読むこと、書くことを教育される。
大学卒業後、講演、執筆活動を行い注目される。
彼女の自伝『 私の生涯 』は
後にウィリアム・ギブソンにより
『奇蹟の人』として劇化された。
ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部より