2017年03月10日放送映画・塔の上のラプンツェル(2011年3月12日,アメリカ,100分) | 芸術家く〜まん843

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ディズニーアニメーション50作目
魔法の髪を持つ少女・ラプンツェルの冒険物語

冒険心あふれる
ディズニープリンセスが
勇気をもって人生初めての
大冒険へ―!

1937年の「白雪姫」公開から80年。
節目の年に贈るのは、
ディズニーアニメの記念すべき50作目!
物語の主人公は、
生まれてから18年間、
高い塔の上に閉じ込められてきた
少女・ラプンツェル。
その長い髪の毛に魔法の力を秘めた彼女が、
長年の「夢」を叶えるために
大泥棒のフリンと共に冒険の旅に出る!
自由と初恋を知った
ラプンツェルのときめきと不安、
そして戸惑いは老若男女問わず共感度大。
オスカー8度の栄冠に輝く
巨匠・アラン・メンケンの音楽も
聴く者すべての心に響くすばらしさ!!
夢を追いかけること、
そして新しい世界に飛び出す大切さを
教えてくれる、
新年度を迎えるすべての人に贈る
応援歌のような作品だ。

金色に輝く髪を持つ美しい少女
彼女の髪の毛に隠された真実とは!?

ラプンツェル(中川翔子)は
好奇心旺盛な18歳の少女。
魔法の力が宿る彼女の髪を狙っていた
ゴーテル(剣幸)に赤ちゃんの頃に誘拐され、
それ以来高い塔に閉じ込められて
暮らしてきた。
ゴーテルを自分の母親だと信じ、
外の世界を知らないラプンツェルの夢は、
毎年自分の誕生日に空に浮かぶ
美しい“灯り”を見に行くこと。
しかしゴーテルは、
外の世界は危険だと言って、
外に出してはくれなかった。

そんなある日。
誕生日を目前にしたラプンツェルの塔に、
大泥棒のフリン・ライダー(畠中洋)が
迷い込んできた。
フリンはスタビントン兄弟(飯島肇)と共に
お城から王冠を盗み出した後に仲間割れ。
警護隊から追われ、塔に逃げ込んだのだ。
フリンから王冠を取り上げたラプンツェルは、
王冠と引き換えに
自分を塔から連れ出してほしいと依頼。
フリンはしぶしぶラプンツェルのお供を
引き受けることになるが…。

登場人物

ラプンツェル(Rapunzel)
本作の主人公。
森の中の塔で
ゴーテルと2人っきりで暮らす少女。
その髪の長さは
70フィート(21メートル)にもおよび、
中盤で長い髪を引きずらないため
広場にいた子供達に頼んで
三つ編みの編み込みにしてもらう。
彼女の髪には特別な力が秘められており、
「外には髪を狙う悪者がいる」と
ゴーテルに教えられたため、
外の世界を知らずに
ずっと塔の中で暮らしてきた。
しかし不自由な生活とは裏腹に
非常に好奇心旺盛であり、
唯一の友人であるカメレオンのパスカルとの
塔での暮らしを楽しみながらも外に憧れ、
「灯り」の正体を確かめたいという
夢を抱いている。
読書、料理、音楽など多趣味な中、
部屋の壁に絵を描くのが一番の趣味であるが、
描きすぎたあまりスペースが無くなってしまう。
18歳の誕生日の前日、
フリンと出会ったのをきっかけに、
夢を実現させるべく塔の外へと踏み出す。
長い髪をロープや鞭のように自由自在に操って
様々なアクションをこなす
お転婆なところもある。
実は行方不明となった王国の王女で、
自分の美貌を保とうと考えた
ゴーテルに誘拐され、育てられていた。
髪を切ると髪の力が失われ、
ブルネットの髪になる。
幼いころに誘拐される前に
ゴーテルに切られた部分が、
一房だけブルネット(栗毛)になっている。
また、ゴーテルに
塔の中に再び閉じ込められそうになった際、
フリン(ユージーン)は
自分がゴーテルにナイフで刺されて
死にそうになっていたのにも関わらず、
これを利用して彼女を助けた。
ディズニープリンセスの一人。

フリン・ライダー(Flynn Rider)
数々のトラブルを切り抜けてきた、
自信家でナルシストの美青年。
指名手配もされている王国で一番の泥棒。
スタビントン兄弟と組んで
王女のティアラを盗んだ罪で衛兵に追われる中、
身を隠そうと侵入した塔で
ラプンツェルと出会う。
解放の条件として
彼女を灯りが現れる場所まで
連れて行くことになる。
世間知らずのラプンツェルには
振り回されるばかりだが、
彼女のひたむきさに触れるうちに
自分を見つめ直し、
誰にも話したことのない
孤独な過去をラプンツェルに打ち明けていく。
フリンという名前は、
子供の頃読んだ物語の主人公に肖って
つけた偽名であり、
本名はユージーン・フィッツハーバート(Eugene Fitzherbert)。
この名前をラプンツェルは気に入り、
以後フリンの呼称としている。
ラプンツェルと共に灯りを見た後、
スタンビントン兄弟にティアラを渡すために
兄弟のもとに向かうが、
ゴーテルの策略で衛兵に捕まってしまう。
酒場で出会った荒くれ者たちに助けられて
何とかマキシマスとともに塔へたどり着くが、
そこでゴーテルにナイフで刺され、
ラプンツェルが自分の自由と引き換えに
彼を助けようとして近づいた際、
ラプンツェルの髪を鏡の破片で切り、
息絶える。
ラプンツェルが流した涙により、
息を吹き返す。
ラプンツェルを本来の家族である
王と王妃のもとに送り届けた後は
名前を本名に戻し、
泥棒稼業から足を洗って
ラプンツェルと結婚した。

ゴーテル(Mother Gothel)
本作のディズニー・ヴィランズの一人。
ラプンツェルの育ての親で、
塔に出入りするただ一人の人間。
ラプンツェルの長髪を昇降機がわりにして
塔に出入りする。
隠し事があるかのように、
ラプンツェルを塔の中に閉じ込めてきた。
外の世界が
どんなに恐ろしいことに満ちているか、
自分が娘をどんなに大事に思っているか、
そしてラプンツェルがどんなに無力かを
言い含めている。
ラプンツェルが生まれる前は
"どんな病気も治す金色の花"を独占し、
その力を利用して美貌を保っていた。
だが、
妊娠中の王妃が病気になったことにより、
金色の花が摘まれてしまったため、
まだ幼かったラプンツェルを
誘拐して育てつつ、
ラプンツェルの髪の力を利用していた。
ラプンツェルの髪が
一房だけブルネットになっていたのは、
誘拐する前に
彼女が切ってしまったためである。
ラプンツェルがフリンと共に
塔の外に出ていったことを知った後、
フリンに裏切られたスタンビントン兄弟を
協力させてラプンツェルを連れ戻し、
フリンを策略をもって
衛兵に逮捕させることに成功するが、
酒場で出会った荒くれ者たちと
マキシマスの協力を得て脱獄したフリンが
再び自分の前へ現れた事に激高して
フリンをナイフで刺す。
しかし、最後の力を振り絞ったフリンが
ラプンツェルを運命から解き放つために
彼女の髪を切り落としたことで魔法が解け、
同時に自らの美貌も失ったことで
パニック状態に陥った。
その直後、
パスカルが引っ張った髪につまずき、
塔の上から転落。
地面には
ローブと灰のような物だけが落ちたため、
落ちる途中で命運が尽きて
灰と化したと思われる。

パスカル(Pascal)
ラプンツェルと暮らす小さなカメレオン。
ラプンツェルにとっては
唯一の遊び相手であり、
何でも話せる大切な友達。
ラプンツェルに劣らず好奇心旺盛で、
塔の外で遊び回ることを夢見ている。
ラプンツェル以外の人間への警戒心は強く、
ゴーテルから隠れたり、
フリンに不信感を抱いたりする。

マキシマス(Maximus)
警護隊長を乗せて走る、
危険知らずで仕事熱心な白馬。
犬のように優れた嗅覚を持つが、
それでもラプンツェルの塔へ続く道は
見つけられなかった。
乗り手がいなくなっても
フリン追跡に執念を燃やすが、
彼を追った先でラプンツェルと出会い、
彼女の優しさに懐いてしまう。
ラプンツェルの夢のため、
フリンと一日かぎりの協力関係を結ぶ。

酒場の荒くれ者たち
強面の荒くれ者ぞろいだが、
それぞれピアニストや恋を夢見る
純粋な心を隠し持っている。
ラプンツェルの夢に力添えし、
フリンを捕えにきた衛兵から匿って
秘密の通路を教える。
エンディングでは
夢を叶えた者もいる様子である。

フックハンド
街外れの酒場を根城にしている。
フックの片手を持つ。
ビッグノーズ
大きな鼻6本指の左足が特徴。
ウラジミール
大男。

スタビントン兄弟(Stabbington Brother)
本作のディズニー・ヴィランズの兄弟。
フリンと一緒にティアラを盗み出した共犯者。
追っ手から逃げる途中でフリンに裏切られ、
復讐のために彼を狙う。
途中でゴーテルに言葉巧みに誘われて
協力することに。

警護隊長
衛兵の隊長。
愛馬マキシマスと共にフリンを追跡する。

王と王妃
王国を治め、国中の皆に慕われている。
行方不明になった王女の無事を祈り、
1年に一度、灯りを飛ばしている。

キャスト

<ラプンツェル>
中川翔子
<フリン・ライダー>
畠中洋
<ゴーテル>
剣幸
<フックハンド>
岡田誠
<ビッグノーズ>
石原慎一
<警護隊長>
佐山陽規
<ショーティー>
多田野曜平
<スタビントン兄弟>
飯島肇

スタッフ

<監督>
 ネイサン・グレノ
 バイロン・ハワード
<エグゼクティブ・プロデューサー>
 ジョン・ラセター
 グレン・キーン
<脚本>
 ダン・フォーゲルマン
<音楽>
 アラン・メンケン
<アニメーション・スーパーバイザー>
 グレン・キーン

公開・2011年3月12日
上映時間・100分
製作国・アメリカ