広島県福山市で、「軌跡の塾」
と呼ばれる学習塾・フジゼミは、
非行や不登校、高校中退、
偏差値30台といった生徒たちを
国立大学や難関私立大学に
合格させています。
自らもかつては道を踏み外し、
20歳にしてゼロから人生を
やり直した塾長の藤岡氏は
どのようにして若者たちに向き合い、
育てているのでしょうか。
周りから遅れてはいけない
という風潮がある現代において
「つまずき、寄り道、回り道は
財産になる」と伝え続けて
おられる思いに迫ります。
「山上に山あり、山また山」
ここが目標だと思っていたところに
辿り着いたら、そこは
山の頂上ではなくて、
その先にまだ道がある。
たぶん人生はその連続で、
もう自分はゴールに到達したと
思ったら、そこから下るしかない。
常に満足や妥協をせずに、
歩み続けなければならない
と思います。
「軌跡の塾」フジゼミ 塾長・藤岡克義氏
『致知』2017年3月号「艱難汝を玉にす」より