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今まで私達の事を避けてた二年と三年生
それもそのはず。
自分達は先生達に、おべっかばかり使って点数稼ぎ
陰で悪さをしていても、
私達のメンバーが目立っていた為、自分達は助かっている。
多少ムカついた事があっても決して文句を言って来ることはなかった。
私達の見えない所で
一年生を虐めてると聞けば只では済ませない。
理由を聞く気にもなれない。
取って付けたような言い訳だから。
自分達のストレス発散のはけ口?
発散なら、いつでも相手にしてあげる。
そんな勢いでした。
あるとき一年生が教室の前にある公衆電話を
使っているのにも関わらず、例の三年が
待ちくたびれたのか知らないが、勝手に話し中の電話を切ってしまった…
タイミングがいいのか悪いのか、そこに居合わせた私達。
私「ちょっと何やってんの!
この電話、アンタの物?
今この子が話してるところでしょ」
三年A「急いでるんだよね。
しかもこの電話は学校のだし。
一年に言われる筋合いないし」
私「悪いけど、この電話、アタシのなんだよね。
言いたい事があんならアタシに言ってくれるかな。
他の子には余計な手出ししないで」
チャイムと同時にみんな教室に戻って行った
休み時間に又同じ所にいる三年。
自分達の教室前にも電話はあるというのに、嫌がらせ?
しかも後ろには電話を使いたい一年が並んでる。
思わず受話器を取り上げ切った…
三年A「何すんの!」
私「アンタがやった事をマネしただけ」
さっさといなくなった三年。
その場にいた一年生達は笑顔満載。
「ありがとうございます」と、まさかのお礼。
私「同じ一年なんだから敬語は使わなくていいよ」
みんな、嫌だったのでしょう。
只言えないだけ。
私は言っただけ。
その違い。
後にゴタゴタ言ってきた三年数人。
一年から舐められっぱなしじゃ納得いかなかったのでしょう。
別に舐めてた訳じゃない。
どうでもよかった…
卒業を控えた三年
規則の厳しい学校側も三年には何も言わなくなっていた。
髪を染めていようが、パーマをかけていようが…
見た目だけ悪そうな三年の数人と喧嘩。
女同士の喧嘩は男と違って、うるさい。
ワーワー騒ぐから。
黙って出来ないのかな…
鍛えていない私の身体。
幼い頃 から痩せっぽっちとよく言われてました。
でも喧嘩は別。
力まかせの人間は負ける。
私は負ける気がしなかった。
負ける喧嘩なら最初からしない。
三年は捨て台詞を残して消えた…
「覚えておきなよ」
よく使うセリフ
喧嘩で負けた三年
次に来たのは卑怯なやり方だ…
職員室に行き、ありもしない事を、
あたかもあったような言い方
私が片っ端から喧嘩売ってボコボコに殴りつけてる…
弱いもの虐めをしてるなど…
私の一番嫌いなのが弱い者イジメ
喧嘩しても弱い者とはやらないし、やる意味がない
小学校の頃に嫌な思い出があります。
仲の良かった友達と何がきっかけか分からないけど、突然仲間外れに…
話し掛けても無視されてた時期がありました。
理由を聞いても答えてくれない…
あんなに毎日遊んで仲良しだったのに…
一時期は1人でいる事もありました。
親にも言えないまま…
でも、母は気付いてたようです。
何かあったの?
何もない…
その繰り返し。
心配した母は、仲良しだった友達の親と
話したみたいですが、何も変わりませんでした。
私は、人を無視したり、悲しい思いをさせるのは嫌いです。
言いたい事があるなら正々堂々と言う
言葉で通じないなら殴りあいの喧嘩をしたほうがいい
陰湿な虐めなんて考えられない…
中学の時も同様
あの時
も正々堂々と戦った。
売られた喧嘩は買う
やらなきゃ始まらないし、終わりもない。
逃げるのだけは嫌だった。
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