たっくう投げ釣りと日々 -8ページ目

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

◇随分と日が経ってしまいましたが北海道釣行、三日目のお話です。

 

 前回書いた通り二日目は強い雨と暴風で、とても釣りなんかやってられんよと丸一日をのんびり過ごしたわけです。でもこれ、振り返ってみると結果的に良かったのかもしれません。そもそもクサガッチョ師匠を除くおっさんコンビは三日間連続で投げ釣りができるほど体力的にもはや若くないのでありまして、二日目を丸一日釣ってたしても今度は三日目が使いモノにならなかったでしょうね。。。あ~クサガッチョ師匠の若さが恨めしいドクロ

 

 本日は片岡会長はもちろんのこと、関西の大物キャスターなら知らぬものはいないであろうサーフ・エトワールのY会長ご一行と同じ渡船だっちゅうことで結構緊張しとりますね滝汗さすがに。

 

 昨日とは打って変わった日本晴れの朝に心も踊りますね。このエメラルドグリーンの海に静かなファイトが湧きあがってきます(;・∀・)」メラメラ水着の人までいますね(棒)

 

 渡船乗り場でお目にかかったY会長は、われわれ一般釣り客(^_^;)?に気を遣ってか色々と話しかけて下さいます。先週に奥尻島で釣ったという、ものすごい数のカレイの写真ビックリマークを見せてもらったりしながら渡船は港を離れました。

 

 さて釣り場割りですが滝汗、僕達3名と地元のカレイ名人Tさん、そして片岡さんの合計5名とY会長を始めとする広島のみなさんで二手に別れることに決まり、僕たちは二年前に釣った事のある波止へ上がることになりました。

 ここは二年前にitoさんが超ド級のイシガレイを釣ったり、恥ずかしながら僕にも60センチ近いアイナメが釣れたりと色々な思い出のある釣り場です。楽しみですね音譜

 

-さぁ釣りましょう-

 

◇波止の上にズラリと投げ竿が並んで実に壮観です。片岡会長は僕がモタモタ準備をしているうちに7本の竿を準備されています。目はひ~っつうかオレ、どんだけ準備遅いねんあせる

 

 早速みなさんにアイナメが掛かりだしました。クサガッチョ師匠も大型を釣ってご機嫌です。ところが僕はまったくの蚊帳の外、大型のアイナメ、カレイがどんどん釣れるのをただ指をくわえて眺めるのみであります(・ω・)。

 

 僕は二年前によく釣れた場所へ入らせてもらったんですが、これがもうまるでダメ夫でした。おっかしいなぁ。。。前はあんなに釣れたのに。。。なんて悶々としている一方で片岡さんは正に機を見るに敏と云いましょうか、潮の変化を探しながら臨機応変に仕掛けを打ち返してらっしゃいますね。

 

 な~るほど、トップキャスターとはこういうものかぁ~と感心している場合ではございません。僕は数年前から”投げ釣り評論家”を自称していまして、”評論家なので「普通の釣り人」より釣れなくてあたりまえ”という屁理屈で自分のヘタクソっぷりを正当化しておるのでございますが。。DASH!

 とは言え、さすがにここ、カレイの聖地に連れてきてもらってなお釣れないでは責任を取ってもう政界引退、いや釣界引退ですよ。

 

◇釣り始めておよそ二時間が経った頃、なりふり構わずカレイ課長さんの三脚に置かせてもらっていた仕掛けに35cm程度のマガレイが釣れてきました。ようやく釣れましたねあせる

 

その後もあちこち投げ散らかしてイシガレイ48cm

 

なんだかよくわかんないカレイ(´_ゝ`)

 

マガレイ36cm

 

イシガレイ

 

 。。。とまぁスロースタートではありますが僕にもカレイが釣れだし、これで釣界引退は回避できそうです汗

 

 ただびっくりするような大物は釣れませんね。アイナメも完全にタイミングを外してしまったのか僕には一匹も釣れませんでした。

 

相変わらずヒトデだけは巨大です。ホント何喰ってるんでしょうね。

 

 そんななか、みんなで大爆笑となったのがこれ。海面に姿を現したときに片岡さんが思わず”これはデカい!タモ!”と叫んでしまったイシガレイなんですが。。

 

水揚げすると下半身が妙に縮まっているヘンテコな体形で、実際は目測よりも20センチ以上小さかったという汗。。とりあえず笑いが取れてよかったです(・ω・)。。。

 

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片岡さんのこと

◇滋賀投友会の片岡会長と一緒に釣りができるなんてそうめったにあることではないので、少しはその釣りを盗めないか?参考にできないか?と、名人のテクニックを見学させていただきました。

 そこで気付いたのが以下の3点です。

 

<ポイント>

①とにかく手際が素晴らしい:itoさんもそうですが動きに無駄がありません。仕掛けを切っても針をササっと結んで次の瞬間には投入しています。僕みたいにそもそも動きがトロイ上にえ~っと針どこだっけ~なんてやってちゃダメなんですよね。荷物の整理整頓からやり直しですガーン

②迷いがない:僕みたいにあれこれ数種類の仕掛けやら替えスプールやら持参せず、シンプルに釣りに集中されています。経験がものをいうところでしょうが、ここは何とか参考にしたいところです音譜

③地合に見せる集中力の高さ:今回一番びっくりしたのがこれでした。当日は天気には恵まれたものの、この釣り場としてはどちらかというと低調なコンディションだったと思います。そんななかで訪れた地合への集中力は感嘆すべきものでした。ある時など、魚が付いた竿のリールを片手で巻き取りながらもう片方の手では隣の竿の糸フケをとるという離れ業も目。。僕がカレイを一枚釣って、わーいw\(^o^)/釣れた-、ねぇねぇこれなにガレイ??(カレイの種類がよくわかってない)、何センチあるやろー?とスケールで魚を測って。。。。いるうちに片岡さんは3枚くらい釣ってるイメージですダッシュ

 

と、まとめてみましたが、とにかく②くらいは何とか真似したいですね(^_^;)。。本当に得難い経験をさせていただきました。ありがとうございました。

 

 

◇さて、正午近い時間になってくると上矢印こんな雑コラを作りたくなるほどマッタリした時間が流れだしました。

 

 そんな中でもカレイはポロポロ釣れて僕は本日計9枚。大型は出ませんでしたが何とか格好がついてホッとしたところです。ちなみに片岡会長は僕の二倍以上釣ってらっしゃいます。実力を正確に反映した結果ですねこれは(;・∀・)

 

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◇13時過ぎに迎えの船で港に戻り、北海道の釣りはここでおしまいです。ここで皆さんとはお別れしてわれわれ三名はメシですね。やっぱり美味いメシあっての人生なんですよおにぎり

 

 やって来たのは白老町にある「たらこ家虎杖浜」さんです。

 

 痛風持ちのひとには目の毒ですが、関西ではなかなか口に入らない生のたらこ丼です。これはもう声を大にして”絶品!”と言わせてもらいます(しかも結構リーズナブル)。こんなにたらこばっか食えるかよと思う人は騙されたと思って食べてみて下さい。ホント美味いんだからビックリマーク

 

昨日の天気がウソのような晴天です。北海道は鯉のぼりも実におおらかですね。

 

苫小牧で釣具店に寄ったりしながら下道でのんびり空港へ向かいます。

 

 途中、有名な六花亭へ寄りました。ブルーベリーを使った限定のお菓子があるそうですが残念ながら本日はすでに売り切れ泣

 

 そんなこんなで空港に到着しました。フライトまでは少し時間があるので三人三様、それぞれお土産を観たり食事をしたりして過ごしましたが、いつもながら新千歳空港はたくさんお店があって飽きませんね。僕はラーメン道場の「あじさい」さんで有名な塩ラーメンをいただきましたよ。。

 ラーメンをすすりながら、そういやしばらくご無沙汰している梅田の揚子江に今度行ってみよう。。なんてことを考えていましたね。

 

-北の国だよ’25 おしまい-