◇中~南紀方面に釣行するときはTポート貝塚でエサを買ってから泉佐野あたりの中華料理店でチャーハン食べるのが慣例となっております。特にテーブルの調味料に酢が置いてあるような町中華が最高ですね。
今回は旭町にある「あさひ亭」さんの暖簾をくぐりました。旨いなぁ。。また来ます。ごちそうさまでした。
◇クルマは快調に走って予定よりもかなり早い時間に現地へ到着しました。近年夏場は高知へ向かうことが多いため、和歌山はめっちゃ近く感じますね。狙いはもちろんオジサンです。従来このブログではおじさんがオジサンを釣る、ってのをネタにしてたようなところがありましたが、もはや僕はオジーサンといってもいい年齢に達してしまいました。目下の課題は仕掛けでもポイント選びでもなく、荷物の軽量化です
クサガッチョ師匠と結党したジャリ浜隊はポイントにたどり着くのが大変なんですロッドケースはソフトタイプ、今回はクーラーボックスですが
から結構歩く七里あたりだとソフトクーラー一択ですね。
リールも軽いものに変えればいいんでしょうが、こればかりはどうしても03から離れられないんです。言わば呪いってやつですね。不燃ごみに出したはずなのに部屋に戻ると捨てたはずの03が。。。みたいな
-さぁ釣りましょう-
◇日暮れまではまだ時間があるので明るい内はキビナゴを刺して投入してみました。すると五分もしないうちにフリーにしていたドラグがジージー鳴っていますこれは
”ジージー”だけにオジサンのアタリでは?なんてことはさすがにベタ過ぎて思わなかったものの、ドラグ音を聞いてアドレナリンが出ないキャスターなど果たして居るものでしょうか
(いやいない)←反語句法
<エイでした(・ω・)>
まぁのんびりやるサと再投入する、とまたもやジージーです。
<ぐぬぬー>
釣れてくる魚種には注文をつけたいところですが、昼中の釣りでキビナゴ餌がこれほど好反応だとは思いませんでした。何だか釣りの楽しみが増えましたね
てなわけで引き続きキビナゴを投げていると、
<アカハタ33センチ>
食べごろのアカハタが釣れてきました。前回の南紀釣行でも感じたことですが、近年周辺地区ではこの魚がずいぶん増えてきましたね。
美味しい魚なので文句はないのですが、紀東の一部や高知でないと釣れない”レア感”はなくなってしまいました。今やカレイの方がよっぽどマボロシです。
デップリ肥えた磯ベラが釣れてきました。相当迷いましたがこいつはリリース。
このあたりでエサをマムシに変えていよいよオジサン狙いですなんですかね、このワクワク感は(・ω・)ノ
-そんなときに-
どどーん
(゚∀゚)
◇投げ釣りと花火の因果関係は明らかではありませんが、どう考えてもプラスに働くことはありませんね。いきなり出鼻をくじかれました。
でもまぁブツクサ言ってるだけでは精神衛生上よくありませんのでレモンチューハイ片手に花火を楽しむことにします。こういうケースでは悠然と構えるのが一番ですね(移動した方がよかったのカモ)。
花火大会も終って釣りを再開しますがどうにもピリッとしませんね。これは煮付サイズのガシラ。
沖合にはイカ釣りの集魚灯が煌々と灯っています。投げ釣りとイカ釣り集魚灯の因果関係は不明でありますが、やっぱりイイ訳ないよね
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◇こうして数々のマイナス要素にも関わらずついに本命を。。。。となるとドラマチックなんだけど、そう上手くはいきません。
シブダイの幼魚です。こいつも最近増えているみたいで、この日も二匹掛かってきました。このまま大きく育ってくれたらいいんですけどね。
派手なアタリを見せたのはコイツ。刺身用にキープしましょう。
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◇この日は深夜に仮眠、休憩を取りながら夜明けまでやってみましたが、またしてもオジサンボーズという情けないことになってしまいました。これで二連敗ですね
納竿後クルマに戻って着替えていると、顔見知りのウォーキングのオッチャンが”コロダイ釣れたか~?”と声を掛けてきてくれました。
”いや~オジサン釣りたいんですがヘタクソで(笑)”
毎日二回ここを歩いているというオッチャンによると、やはりオジサンは減ってるそうです。”あんたらが全部釣ってしもたんやろ~””ナニ言ってんですかボーズですよ(笑)”と、お決まりの掛け合いの後、お腹に卵持ってるようなのは逃がしたってな~といってオッチャンはウォーキングコースに戻って行かれました。
◇このところ釣果はパッとしませんが、おかずには困らないという釣行が続いています。家族にとっては冷蔵庫に大量のミイラ(キッチンペーパーでくるんで熟成中の切り身をこう呼んでいる)が居るより、こっちの方がスッキリ片付いていいんだとか(-ω-)。。
てなわけでアカハタ大とモンツキ(クロホシフエダイ)はお刺身に、ガシラとアカハタ小は煮付にしてみました。
煮付はやっぱり難しいですね。オジサンが釣れたアカツキには絶品の煮付を作ってやろうと意気込みだけはすごいんですが、アカハタだって負けてません。上品な白身は中国のチンジャンユー(清蒸魚)みたいな料理も合うと思います。
それにしても果たして今年中に釣ることができるんでしょうか?オジサン