2025年5月10日:北の国だよ'25ホタテフライ | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

◇GWの翌週、二年ぶりの北海道釣行へ行ってまいりました。もちろん今回も北海道カレイマイスター、カレイ課長さん、実は生粋の道産子クサガッチョ師匠におんぶにだっこの釣行であります(´_ゝ`)

 

 今回の釣行、一番の心配は。。。実は朝の待ち合わせ時間でした。イイ歳してお恥ずかしい話ですがとにかくワタクシ朝が弱いんです。

 約束は6時前、神戸空港にほど近い駐車場で。。となりましたが、そうなると4時半には家を出なければなりません。そんなん普通でしょ、釣りなんだからってなもんですが、これがどうしてどうしてガーン僕が瀬戸内のカレイ釣りにあまり行かないのは、実は早起きが苦手だからというのが一番の理由だったりするわけです。サイテーの釣り師でんな(・ω・)

 

 ともあれ当日は無事5時45分ごろに待ち合わせ場所に着くことができてにっこりホッとしましたね。

 

 フライトは定刻通りチョキ。課長がご贔屓にしている激安レンタカーに乗り換えて釣り場を目指します。こちらのレンタカー、クルマは古いですが対応も丁寧でいいお店ですよ(^-^)

 ちなみに今回借りたミニバンは、左側の自動スライドドアが上手く稼働しなかったりしました。多分事故歴があるんだと思いますが、そういうことに神経質じゃない方にはイチオシですねグッ

 

◇こうして正午前にはもう釣りの準備を始めています。いつも思うことですが、飛行機を使った釣行は何かと不便なところもあるものの、時間を効率よく使うってことに関しては最良ですね。

 自動車での遠征は長時間のドライブを経てようやく到着する、云わば着いただけでやり切った感みたいな満足があるんですが飛行機だとそれがなくて、いきなり釣り。。。みたいな、準備をすっ飛ばした唐突感があって、これはこれですごく面白いんですよ(^^)v

 

 いつもとは違う飛行機用の荷造りのために、いつも以上にモタモタしながら釣りの準備をしていると、港で合流した課長のお友だち、地元のTさんが早くも良型のクロガシラガレイを釣られています。

 関西だとカレイのマボロシ化が言われて久しいところですが、こうアッサリ釣れちゃうあっけらかんとしたところも面白いです。北海道で投げ釣りが盛んなのも納得ですねwww

 

感心ばかりしていないで僕も釣らなきゃビックリマーク

 

-さぁ釣りましょう-

 

◇この日のために用意してきた派手な仕掛けを潮目めがけて投入します。海は一見穏やかですが、仕掛けは左方向に流されていきますね。僕の釣り座の前はテトラが積んであって、巻き上げ時は前に出なければなりません。

 魚が掛かったらあそこからあそこへ降りて。。。。なんて手順を考えていると、早くも小さなアタリが出ました。竿先をビク、ビク、と断続的に揺らすような、瀬戸内ならフグ確定~みたいな感じです。

 ともあれ竿を手に取ってゆっくりテンションを掛けると何か乗ってます。よっと軽く合わせると。。。ドーンと乗りました目

 

 あんなエサ取りみたいなアタリでナンダコリャ(・ω・)?と訝しがりながらリールを巻いていると、仕掛けが寄ってくるにつれて下へ下へと突っ込んでいきます。。。このままだと前のテトラに道糸が擦れてしまいますがな汗

 シミュレーション通りにテトラを降り、結構強引にやり取りしていると大きなカレイが姿を現しました。ヤバいよコレ、だってタモ持ってきてないんだもん(@_@)。。。

 仕方がないので力糸を掴んでゆっくり抜き上げようとしたところ、針が外れてカレイが落っこちましたあせる。ところが幸運なことに魚は足元のテトラに挟まって、何とか取り込みに成功ですお祝い

 

<クロガシラガレイ52cm>

 

二年前にitoさんが釣った60センチを優に超えるイシガレイをみているのでそうビックリする程のものでもないのかな?と思いましたが、ここへしょっちゅう来ているTさんによるとクロガシラとしてはかなり大型だそうです。バラさなくてよかったぁ~音符

 

 飛行機で釣りに行くと重量制限内に荷物を抑えようとけっこう端折っちゃうんですよね。今回タモはカレイ課長さんが持参するので持って来なかったんですよ。ところが課長と僕の釣り座は結構離れていてサポートをお願いすることもできませんでした。これは大いに反省ですねあせる

 

 カレイが釣れた方向に向けて再び仕掛けを投入したところ、今度は糸フケをとっているいる最中にアタリが出ました。少し送り込んで合わせましたが今度はめちゃ軽いですwww

 

<ギスカジカ32cm>

 

 こいつは地元の方はまず持ち帰らないカジカです(アタマばかり大きくて食べるところが少ないからだそう)。2年前は小さなヤツしか釣れなかったので思わずサイズを測ってしまいます。

 

 その後も断続的にアタリが続いてカレイが釣れてきますが、そのたび毎にテトラを降りたり登ったりで結構しんどくなってきましたね(+o+)

 

<これはマガレイ37cm>

 

 釣り開始から二時間ほどで潮が止まってアタリも止まりました。釣れたカレイは全てTさんのスカリに放り込んでいたのですが、快調に釣果を伸ばす課長も同様で、この頃になるとスカリが重くて海から上げるのも一苦労という状態です。

 

クサガッチョ師匠は当初苦戦していましたが60cm近いサイズのイシガレイを釣って留飲を下げておりますね(^-^)

 

 カモメの鳴き声を聞きながらしばらくボンヤリと海を眺めておりました。こんなに遠くまで釣りに来れるのも釣友のお陰です。

 

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◇アタリが止まってマッタリした空気が流れる中、Tさんは短竿でテトラのスキマを探って色んな魚を釣って見せてくれます。ガヤ、ゲンゲ、そしてとうとういい穴を見つけたらしく、良型のシマゾイをポンポン釣ってらっしゃいます。Tさんは口数は少ないんですがすごく柔和な方で、師匠は札幌の(自分の)親父みたいだと言ってましたね。

 そうこうしているうちに潮がさっきとは逆に流れ出しました。それもかなり強い潮で、仕掛けが落ち着きませんうずまき

 ナメタ(ババ)ガレイが釣れないかと近投用に軽いオモリを使っていたのが裏目に出ました。早い潮は仕掛けをアッサリ根掛かりゾーンへと持って行ってしまいます。上矢印のカレイはそんななかいっとき潮が弛む場所に仕掛けを流しこんで釣ることができました。こういうのはうれしいですねw

 

◇渡船が迎えに来る時間に合わせ本日の釣りはおしまいです。4本出していた竿を一本ずつ片付ていると、最後の竿に大型のクロガシラガレイが食ってました。

 流れが一向に収まらないのでヤケクソで流れのまま仕掛けを流していた竿です。終わりよければ。。。ですねチョキ

<クロガシラガレイ50cm>

 

 本日の釣果はクロガシラガレイ4枚、マガレイ1枚、ギスカジカ(おまけ)の計5カレイでした。北海道まで来てこの数だとあまり満足できない結果かもしれませんが、僕にはちょうどいい感じですキラキラ

 

◇Tさんとは港で別れ、関西組3人でホームセンター(の中にある釣り具コーナー)へ寄って僕は30号のオモリを買い足します。これも飛行機釣行ならではですが、初日はオモリを失いすぎました。ババガレイが釣りたいあまりタイトなところを狙いすぎましたね。

 

 晩ご飯を食べに寄ったのは課長おすすめの洋食屋、アスコットさん。

 

 かなり迷って注文したのはミックスフライ。カキフライに惹かれたためですが、やっぱりホタテフライがダントツで美味しい。オールホタテフライの定食が正しかったっちゅうことでございます。

(つづく)