2020年5月10日:暇にまかせて車中泊用ベッドを改良 | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

この連休は本当になんの予定もありませんでした。

 

ちゃんと言いつけを守って県外へは一歩も出ていません。緊急事態宣言が解除されたら憶えてろよーなんて思いながら過ごしておりました。

 

暇なので家族の昼食と晩飯は僕が作ることにしたのですが、まだ時間が余ります。そこでN-ONE用の車中泊ベッドを改良することにしましたよ。

 

 

もう3年くらい前でしょうか?、遠征時に使用するため、N-ONE用のお手製ベッドを製作したんです。

ぶきっちょであんまり凝ったものは作れませんから、ホームセンターで売ってる矢崎化工のイレクターパイプで骨格を作り、寝床はパイン集成材を固定した、実に簡単なものですよ。

 

これ、まずまず寝心地もいいので横になると爆睡してしまいます。

なので2~3時間仮眠するようなスケジュールだとまず持っていくことはないんですね。

ワタクシ、とにかく寝起きが悪いので、一旦寝込んじゃうと起きれません(´-ω-`)。釣りができなくなります。

 

ただこのベッド、とにかく重いんです。骨格の方はある程度強度も必要ですし、イレクターパイプは鉄製なので、これは仕方がないんです。マズいのが表面のパイン集成材。これが重くてクルマまで運び、セットするのが一苦労なんです。全然「簡易」になってない(-_-;)。たまたまバーゲンで売ってたやつを買ってきたんですが、作った後の取り扱い易さをもう少し考えるべきでした。

 

そんなわけで、どうせ何の予定もないし、このベッドの軽量化に取り組むことにしましたよ。

 

まずは設計図を書きます。

超適当(・ω・)。。まーこんなもんなんです、僕は。

 

現行モデルは少々スペースを欲張り過ぎたきらいがあるので、一回りコンパクトに仕上げる事にしました。

 

まずは現行品のバラシから。パイプはもちろん再利用しますよ。

 

バラバラにしたパイプを設計図に基づき、カットしていきます。

 

現行ベッドは両方のリアシートを倒さないとセットできないんですが、今回は片方のシートを倒すだけでセットできるよう、幅を狭くしました。これで釣具の置き場不足も少しは解消されると思います。

 

シフトレバーが操作しにくい欠点を改良するため、少しパイプをかわすことに。

 

適当に現場合わせでパイプを切っていきます。結局適当かいな。

 

パイプの切断はパイプカッターを利用するのですが、刃が鈍ってくると時間が掛かってなかなか大変です。なるべくカットする回数を減らすよう、事前の設計はしっかりやっておくのが好ましいです。お前が言うなっちゅう話ですが。

 

骨格はほぼ完成ですね。

 

次に軽量化のキモである天板のセットです。今回は思い切って桐の集成材を使ってみることにしました。スノコなんかに使われている材料で軽さはダントツですが、問題は剛性ですね。こればっかりは一晩寝てみないとわからないです。壊れたら壊れたとき。また別の方法を考えてみますよ。

 

桐の天板を固定していきます。

 

使わないときは裏側に足を収納できるようにしました。

 

今回、天板にはニスを塗ってみましたよ。桐は塗料を吸っちゃうので塗装は難しいんですが、とにかくベタベタ。。。乾かしては塗り、乾かしては塗り。

 

三回目の塗装で買ってきたニスがなくなったのでこれでいいことにします。

 

コーナーにはキズ防止用のカバーを付けました。

 

完成です。天板用の板と骨格に使うパイプや部材を少し買い足して、4千円くらいかかりました。

 

目論見通り、かなり軽くなりましたね。体重を掛けた時にバキッといかないか、そこが心配ですが、まー今から心配しても仕方ありません。

 

早くこれを使うくらいの遠くへ行きたいですね。

 

広島?高知?鳥取?旅の夢は楽しいです。