2018年6月16日:中紀で酷い貧果、申し訳ござらぬ。その② | たっくう投げ釣りと日々

たっくう投げ釣りと日々

大好きな投げ釣りと、日々の忘備録です。
最近物忘れが激しいのであります。

 

①からの続きです。

 

スピニングB12号の二本針仕掛けに青イソメを付けて、不肖たっくうが投げる見本を示します。

非常にまじめなけいちゃん、言われた事をひとつひとつ反芻しています。

「これ、竿とリールで幾らぐらいするんですか?」

「たいしたことないよ、なんで?」

「壊したとき、どれくらい(お金)掛かるのかな?と」

「安心したまい。これは425BXとしては、かつてシマノの最廉価版だった竿で、しかも釣り具のポイント岡山西バイパス店のオープニングセールで大変お安く手に入れたものだ。

またリールはヤフオクで落札した中古品である。ツインドラグの説明は面倒なので割愛する。遠慮せずにどうぞ投げ給え。」

「そうなんですか、正直いままでビビってたんです。では遠慮なく。」

「おりゃー」

「声は出さんと静かに。」

 

けいちゃん、ようやく50mtr程度投げられるようになってきました。

 

「あ、何か穂先がガクガク揺れています!」

「それはアタリといって糸の先に付いているエサを魚が引っ張っている、それが穂先に伝わって、そのような動きになっているのだ。」

「どうすればいいでしょう?」

「竿を手に取り、リールを巻きなさい。」

「こうですか?(`・ω・´)おおー何か手元にビクビク感触が伝わってきますよ!」

「魚がついてるのだ。」

「へぇーなるほど~」

「こらーリールは休まず巻かんかい!」

「ァァァァヽ(o`Д´o)ノァァァァ!!軽くなりましたぁ~」

(´・ω・`)

 

こんな事を繰り返すうちに、ようやくけいちゃんにイソベラが釣れてきました。

 

「おぉー釣れたー!」

「やったなけいちゃん!どう?持って帰る?」

「うち、包丁ありません!」

「ズゴー\(゜□゜)/」

 

それにしても渋いです。

海の状態はいい感じなのに、魚が少ない印象。。。。。

 

サビキカゴやエギが仕掛けに絡まって上がってきます。

うーん。。。

ハオコゼのようなサイズのカサゴです。

かなり釣り荒れているんでしょうかね。

 

自分のほったらかし竿も、そろそろ仕掛けを替えて、エサもユムシに変更です。

 

まず一本目を交換して投げ、糸フケを取り、三脚に置いたところ、次に巻き上げようとする隣のランドサーフのリールが「ジー」と鳴ったような気が。。。。。

 

「?」

 

穂先はフワフワ揺れています。

 

「ジャー!」

 

「ドーン!!」

 

反射的に合わせ、何かが乗りました。

一瞬根掛かり?。。。その後引っ掛けた「地面」がゆっくり動き出す、この感触。。。。

 

竿が大きく曲がっているのをみて、けいちゃんもよっさんも、ついでに近くに居たジャージに雪駄履きのおいやんまで駆けつけてくれます。

 

「駆けつけるなー!恥ずかしー(T▽T;)」

 

「おっちゃん!めちゃ引いとるな!」

「エイやで多分」

「エイ?エイ釣れんの?」

 

写真は撮り忘れましたが、いいサイズのエイでした。

この春、師匠のアドバイスもあって、タモ枠を10㎝大きなものに変えていたのですが、

それがなければ相当難儀なことになっていたところでした。

 

人の話は素直に聞いておくもんですね。

 

エイをリリースし、エサをユムシに交換したころには

日もとっぷり暮れています。

 

時折ネンブツダイやアナゴが釣れてくる以外は、本当に静かな夜です。

カサゴも釣れてきません。

エイを掛けた時に駆けつけてくれたおいやんは

「コロにはちょっと早いんちゃうか?」

と言い残して帰っていきました。

 

それにしてもカサゴくらいはきてもいいのになぁ。。。

 

星座を観るのも飽きてきた深夜に納竿しました。

帰りの車中で、クルマを出してくれたよっさんが言います。

「僕、タイが釣りたいです。今度は島に行きませんか?」

 

そうだよね、少なくとも年に一度は島に行かなきゃね。