◇今季最後になるかな?と思われるイセギ狙いの高知釣行、クサガッチョ師匠とクルマを更に南へ走らせました。海は予報通りうねりがキツく、長い波足が浜を駆け上っています
。
んー(-_-;)こんな日は安全安心な波止で釣るのがベターでしょうね。ただ昨今のシブダイブームでこのあたりの漁港も釣り人が増え、かなり釣り荒れも進んでいる印象があります。”行けば釣れる”どころか今は釣り場を確保することすら難しくなってきました。そんなことで今回は比較的海況が穏やかそうな土佐湾側へまわってみることにしたんですよ。
<到着しる!>
◇予想通りこちら側は海も比較的穏やか。なんだけどやっぱり波足が長くて時折デカいのがくると三脚がコケます。土佐湾舐めたらダメですね![]()
-てなわけで、さぁ釣りましょう-
<さっそくこれ
>
ところで先般、クサガッチョ師匠と自然発生的に”結党”したジャリ浜隊(無所属)ですが、釣り場が砂利浜と決まった時点で「例会」扱いとなります。例会では言うまでもありませんが砂利浜以外で釣れた魚は釣果と認められません。ちなみに「砂浜」「砂利浜」「ゴロタ浜」、この境界線はいったい何を基準に識別するのか?が隊当面の最重要課題であると承知いたしておりますが、文書化されたルールが決められるまでの暫定期間は判断をクサガッチョ隊長に委ねることとします。バナナはおやつに含まれるでしょうか?みたいなもんですね。
◇さて、釣り始めた時間帯は海の反応もよくて、このカサゴなんかは型も良いのでお刺身用に持ち帰りました。ところが陽が落ちるにつれアタリが遠のいて、ただひたすらエサ取りの猛攻撃を耐え忍ぶのみという、最近よくあるパターンに本日もドハマりすることになってしまいます。
満潮が近づくにつれ、釣り座はますます狭くなってくるわ、大波に何度も三脚をひっくり返されるわで、今回も敗色濃厚となってきました。一体何と戦ってんだよ?ってもんですな(´_ゝ`)![]()
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◇クサガッチョ師匠も状況は似たり寄ったりで、全身から”移動したい”オーラを湧き上がらせています(^_^;)。僕は下げ始めの2時間ほどを集中したかったので”もうちょっと釣らせてね~m(__)m”とお願いしながら打ち返しを続けていましたが、このままエサ取りにフルボッコされるだけではシャクに障ります。
この日釣っていた3本の竿、海に向かって左から①②③のうち③はまったく魚の気配が感じられず、思い切って①の左手に移動させ、更に左斜め45度をめがけてイカを投げてみました。map上ではその辺りにシモリがあるはず。。。。。
で、外していた尻手ロープを再セットしようしたその時、
竿が飛びました![]()
最近は踏んだり蹴ったりの出来事が多かったところですが、この時だけは運良くリールが三脚のアームに引っ掛かってくれました。竿尻を掴んで大きく竿を立てます。タマミもそんな感じですが素早く底を切ってしまうとその後のやり取りがかなり楽ですよね。
波に上手く乗せて浜にズリ上げた魚は大型のイセギに見えたんです。
ヤッタァ~
と心の中でガッツポーズを取りつつ、ヘッドライトで魚を確認してみるとそれは。。。
<クロホシフエダイ52センチ>
。。。。なんだ( ゚Д゚)モンツキ(クロテン)かぁ
。。。僕は以前ブログの中で「シブダイとモンツキ、”点”の色を確認しないと判別できないなんてありえない」と書いたことがあるのですが、ごめんなさいm(__)m、完全に見間違えました。
上の写真は締めたあとで色が抜けてしまってますが、釣り上げたばかりの大型モンツキは本当にイセギによく似ています。
このサイズになると面構えも相当な武闘派ですね。一瞬イセギではなかったことにガッカリしたものの、来年あたりモンツキの大型を狙ってやろうと思いを馳せていたのです。
それがこんな、思ってもいなかった場所で釣れてしまいました。もちろん自己記録です。もし来年計画通り狙うとしたら、こりゃずい分ハードル上がっちゃいましたね![]()
◇一匹釣れて満足したので道具を片付け、実績場の漁港へ移動しました。そう、ジャリ浜隊例会は終了です。早いなー。
ただ結局期待していた深夜の潮替わりは何も釣れず、夜明け前の時間に納竿しました。ボーズは仕方がないとしてもウツボすら掛かってこないのはちょっと深刻ですね![]()
◇毎度のことですが宍喰のセブンに寄って朝ご飯と氷を調達します。それと釣り後のデザートと眠気覚ましを兼ねてジャイアントコーン。
僕はほとんどテレビを観ないので知らなかったのですが、長らくこのCMは綾瀬はるかさんが務めていたんだそうですね。
僕の世代はジャイアントコーンといえばジャイアント馬場でした。高校生の頃同じクラスの熱狂的馬場ファンに、低迷していた全日本プロレスの人気回復策としてジャイアント馬場がグレート・ゼブラとして登場すればたちまち人気が出ると言ったらメチャメチャ怒られたのを思い出しました。









