昨年出版されたミシュランで二つ星をとったお店
コースは三種類ありますが
一番品数の多いコースに
スペシャリテと思われる料理がかたまっている感じだったので
そちらを注文
20時30分以降はアラカルトも注文できます

まずは一品目
ワインボトルが出てきたので何かと思ったら
このボトルに鹿児島灘産大蛤のスープが入っていて
手前の海苔が入ったグラスに注いで飲むという凝った演出
これをろくに出汁もひけない格好だけのダイニングバーや
小手先ばかりの創作料理屋なんかがやったら寒々しいだけだけど
なんせ蛤の旨味が厚く
実に飲みごたえ十分
味が良くて演出も考えてるんだから
並の店ではかなわない

照明が暗めで皿も黒いので分かりづらいと思いますが
琵琶湖産の小鮎唐揚げです
ここの鮎は非常に評判が高いのですが
まだ早いから食べられないかなと思っていたので
超ラッキーです(^-^)
口の中でハラリと崩れる身は
ほろ苦く繊細な味わい
紅蓼とスイカのソースでいただきました

白アスパラの白和え
干し海老出汁のジュレが添えられています

鯛の桜〆
昆布〆の要領で、桜の葉の香りを鯛の身に移しています
フキとセロリが一緒に添えられていて
見た目や食感は近いけど
味と香りが全く異なる二つが
合わさって口に入ってくるとなかなか面白い感覚です
塩漬けの桜も添えられていて
さながら今年最後のお花見といったところでしょうか(^-^)

和食の料理人の腕前がハッキリ出てしまうハモ腕も
文句なしの出来映え