ミネラルウォーターの種類が多いのもここの特徴
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ワインを選ぶように

水をあれこれ言いながら選ぶのも楽しいですね
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シャテルドンにしました

フランス・オーヴェルニュ地方の天然微発泡高硬度水で

生産量の少ないプレミアウォーターです
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ますは一皿目

ボッタルガのサブレ

こちらはとにかく皿数が多いので

ここから長い晩餐の始まりです
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ジャガイモのエッセンスのスープ

これがいきなり凄かった

ジャガイモの香りが凝縮してて

ジャガイモを丸ごとそのまま食べるより

ジャガイモらしい味

なおかつさらっとした飲み口で

塩味の美味しさが際立ってる

ジャガイモの皮の部分の香りを抽出した感じかな?

ジャガイモはインカの目覚めを使い

炙ってから煮込んでいるそう

味付けはオリーブオイルと塩で

バフンウニを乗せたトーストを添えてます
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続いて、こちらのお店のスペシャリテ

山羊乳のババロア

この料理については以前もこのブログで書きましたが

柔らかなミルクの香りと甘味の中から

ゲランド塩の味が浮かび上がってくる

絶品という言葉が相応しい一皿

この料理をはじめ、岸田シェフの料理は

とどのつまり料理のポイントは塩であることを

明確に主張したいのかなという気がします

そんな考えは全くないかもしれませんが

岸田シェフの塩使いは見事の一語です

以前も書きましたが、僕は優秀な料理人とは

塩を的確に使える人だと思っているので

岸田シェフの塩を主役にすら据えてしまう料理には

唸らされてしまいます