ひたすら私の話を聞いて欲しい
君の話はききたくない
僕の話を聞いてくれ
しにたくなるほど
昔の話をしてあげるから
私の気持ちをわかったふりして
同情の嵐で私をめちゃめちゃ
にしてみなよ
感覚でお話をしたいの
君の知らない僕を
沢山出し惜しみして
そんな私をまた延滞するの
こうして私は生きてきた
こんな私を否定するなら
わかるでしょ
悲しみが踊り狂う深夜二時
眠らない街で踊り狂う男達
ゆらゆらと揺れる火は綺麗で
ゆらゆらと揺らいでる僕は醜い
なんて酷い話ね
人生の終わりとはなんだろう
死ぬこと?忘れられること?夢が叶うこと?
好きな人に振られること?それとも
答えはもうすぐ其処に
綺麗事はよして
汚い言葉で安堵させて
宝探しはもう慣れた
プールの奥の奥
息が続かないのは当たり前
もうずっと届かない
あの子の匂いを胸いっぱい
吸った
でも吐いた
消えた
大好きだった本が終わった
何回読んでも終わった
絶対終わりは来た
大好きだったドラマ
終わらないでと願った
でも終わった
始めからわかっていた終わりに向かって
ドラマがしんでいった
ずっと一緒にいると誓った
ずっと一緒だと思った
ここでクイズです
この後私達はどうなったでしょうか
めくりめくる終わりと始まりに
いちいちと言っていいほどに
醜い僕は振り回される
息をする暇もないくらい
毎日毎日同じような毎日に
間違い探しをするのだ
暖かい湯船に身を委ねて
きもちよくなって
このまま眠いっていくのでしょうか
おやすみ