おやすみさよなら
忘れる為に生きてるみたい
あんなに好きだった甘いものも
好きじゃなくなった
どうしても寝る時心臓の音がうるさくて
眠りにつけない
毎日眠る為に生きているみたいで悔しい
自分が自分でよかったなんて
呟くほど私は私を好きではない
狭い部屋で酸素をかき集めて
息をして遊びを始める
だらしなく食べる
春の匂いがするシーツをくしゃくしゃにして
少しの汚れも気にならない
そんな毎日を送りたい
まだ新しいピローケースに
顔をうずめ愛おしい肩を抱きしめる
少しづつ指を忍ばせて
苦しくなる胸と
想像ばかりを膨らませて
下手な笑顔に暖をとって
まだ少しだけ生き延びよう
どうしてもいつまでたっても
1人は好きにはなれない
ほな