米国のエヌヴィデア(NVIDEA)社はGPU(graphics processing unit)などのビジュアルコンピュ-テング技術に優れたAIテクノロジ-企業。  

 

GPUは自動運転の頭脳として開発が進んでおり同社の潜在成長力は(株式)市場で高く評価されていますね。  ここ数年でエヌヴィデア社の株価は6倍と高騰し時価総額約11兆円を誇る巨大企業となっています。 

 

同社は農業テクノロジ-にも中核事業として積極的に開発投資を行っています。 上記の写真はイチゴの”AI収穫ロボット”。 

 

熟れた実だけをカメラワークで巧みに判別し摘んでいきます。  YOUTUBEにもアップされているのでご関心のある方は是非ご覧ください。

 

収穫作業は労働者による単純作業に考えられがちですが、実は瞬時にそして正確に熟度など品質を見極める能力が必要です。 

 

またイチゴなどの品質がデリケ-トな作物は傷をつけないようにやさしく摘み取る技術も重要です。 

 

つまり知識と経験の蓄積がものをいう職人的なスキルが必要とされる作業といえます。  生育環境などの厖大なデ-タを吸い上げ自ら(学習し)技術を高めていくAIの役割は大きいわけですね。

 

現段階では上記のAIロボット収穫機がどの程度に実用性の高いものかはわかりません。  しかし、テクノロジ-の進化は速く近い将来イチゴに限らず様々な園地でこのようなロボットを見かける日が来るかもしれません。

 

我々としては南瓜、ブロッコリ-そしてベビ-リ-フのAI収穫ロボットの誕生を待ちたい・・・・。

 

AI(&ロボット)と農業は相性が良い。 これらの近未来テクノロジ-が農産物業界に与えるインパクトは我々の想像を越えたものになるかもしれません・・・・・。

 

しかし、最新のテクノロジ-を十分に活用できる園地と資本を有する大規模生産者が有利になっていく可能性は高い。 スケ-ルの大きい海外農業は益々競争力を高めていくのではないでしょうか。

 

そこに我々の出番はありそうです。  弊社が日本国内の生産者の方々とタッグを組みファイナンスなどを含めた最新の農業テクノロジ-の活用を図っていく。  勿論、商品販売を含めたマ-ケティング活動も担う。 

 

北海道の帯広で展開しているコントラ事業(農作業請負ビジネス)は先駆的な事例だと思います。

 

 ”AI+日本農業”で日本国内だけでなく世界の市場で勝負できる農産物を作る・・・そういう仕事が出来る日を待ち遠しく思っています。