皆様、例年のごとくご挨拶が遅れましたが本年も宜しくお願い申し上げます。
年初の日経新聞では2018年は『世界同時景気拡大期』の入口とありました。 それを裏付けるように年初から世界全体で株価が大きく上昇、いまでも活況が続いています。
バブルを経験した私の肌感覚でも社会全体の熱気が当時と似てきたような気がします。 周囲では本業外の多角経営を良しとする会社が増え株式投資や仮想通貨など金儲け談義も多くなってきました・・・。
それにしても”10年ひと昔”とはよく言ったものです。 10年前の2008年はリーマンショック、100年に一度あるかないか、いや前代未聞とも言われた『世界同時不況』で世界全体が深い失望感に覆われたムードに陥っていました。
それが大きく様変わりです。 誰がこのような状況を予見出来ていたでしょうか・・・・・。
ましてやデジタルテクノロジ-による第4次産業革命を迎える今後10年をどうやって見通せばいいのでしょうか?
先見力が問われる経営者ですが、これほどまでに予測困難な時代はないように感じます。
そこで、ようやくブログ表題の『アマゾンCEOに学ぶ、時代を越えるビジネス設計術』ですが、これは元旦の経済誌フォ-ブスの記事です。
アマゾンCEOのジェフペゾスは、経営者は今後10年の変化を予見するのではなく、10年経っても変わらない価値やニーズを見出す事が大切だと説いています。 そして、それは人間の基本的な欲求に基づくものであろうとの考え。
”FANG”と称されるIT企業の巨人たちはまさしく人間の基本的な欲求に応えるビジネスを追求する事により時代の変化に揺らぐことなく長期的な成長・繁栄を謳歌しています。
例えば、アマゾンは欲しいものを好きな時に、出来る限り簡単かつ安価に手に入れたいという欲求に応えるビジネス。
グーグルは人間の何かついて調べたい、知りたいという基本欲求に対応しており、フェイスブックは他者とつながりを持ちたいという人間の根本的な願望に応えるビジネスを展開している。
ジェフペゾスのアドバイスを含め、経営者が自分のビジネスの将来像を描く際には、次の2項目を常に自問する必要があると記事に書いてあります。
1) 自分のビジネスは、人間の基本的な欲求をひとつ以上満たしているか?
2) テクノロジ-の進歩や人々の期待の変化を踏まえつつ、その欲求を最も効果的かつ効率的に満たしているか?
上記を弊社のビジネスで考えると、『美味しいものを食べたい』、『健康になりたい』というのは人間の基本欲求でしょう。 我々が追求すべき価値でありニ-ズとなります。
また、2)についてはネットを活用した販売は勿論、カット野菜・カットフル-ツなどの簡便化・惣菜化への(最近の)流れもそうであろうと思います。
まとめますと、AIやIOTなど時代のテクノロジ-を活用し『美味しいもの』『健康によいもの』を出来るだけ効率的且つ効果的にクライアントへ届ける事がこれからの弊社のミッションという事でしょう。
皆様、本年も社員一同ミッション達成に向け頑張って参ります。 引き続きのご支援・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。