1月5日から開始した年始の挨拶廻りがようやく完了しました。 先週は関西と首都圏、今週は沖縄本島と宮古島まで足を運びました。 


年末・年始のご挨拶というのを儀礼的に捉えるだけは如何にも勿体無い。 場合によっては短時間とはいえ、取引先の中枢におられる、いわゆるキ-パ-ソンと会えるチャンスでもあります。  


年末・年始商戦の概況(消費動向)、新年の(企業)方針・戦略などをヒアリングできる貴重な機会でもありますので、なるべく(短時間の)中身が濃いものにしたいと思っておりますが・・・いつも後で”これを聞いておけばよかった・・・”などと反省してばかり。 事前の準備が大切であると今年も痛感した次第です。


都心においては企業間競争が激しいので、訪問先によって温度差はありましたが・・・小売業等の年末・年始商戦は総じて良かった様子です。


青果物の場合は相場高も売上げ向上に寄与したようですが、消費そのものも活発だったようです。  やはり『景気は気から』でしょうか? 

まだ実質的な収入増がなくとも、株価上昇、マンションなど高額商品の売れ行きが好調・・・などあちこちで経済に関するポジティブなニュ-スが流れるとついつい財布の紐が緩むのか・・・あるいは消費税増税の前の駆け込み需要も織り込まれているのか・・・。


過去10年程のデフレ不況の要因はいろいろあるのでしょうが、お金があっても使わない、いわゆる消費不況の一面が大きいように思います。 お金が循環する、経済全体が動くことによって技術のイノベ-ション、あるいはニュ-ビジネスが生まれるチャンスが出来る・・・・そういう流れが確定するまで景気の上昇ム-ドが持続してくれたらと思うところでありました。


出張の最後に立ち寄った宮古島の輝くばかりのコバルトブル-の海・・・いつものごとく豊潤な生命の気を注ぎ込んでもらいました。