今晩に関空からパキスタンのカラチ市へ出張です。 目的はパキスタン産マンゴの商談とエキスポ（博覧会）の視察。
パキスタン自体、あまり治安の良い場所ではなく（カントリ－リスク）、また途上国ということでインフラが十分に整備されていないビジネス上のハンディキャップ（不利）が大きいとされるところ。 従って、よほどの強い人脈がなければビジネスが成り立たないのは明白。
”人の裏を行く道に花の山”と言いますが、パキスタンはまさしく”裏の道”なのでしょう。 考えてみれば、治安が良くて自由貿易が浸透したニュ－ジランドやチリなどの海外産地は、”旨い話”があれば誰でも出来てしまう部分がある。 人が行かない、あるいは容易に行けない場所だからこそ、黄金の木？が見つかるのかもしれなません。
商品はマンゴですが、これまでのサンプル輸入では品質の評価が高くポテンシャルが大きいと考えています。 勿論、まだまだ改善点が多く来期以降ボリュ－ムを扱うにはいくつか確実にクリアしなければならない問題もあります。
”君子危うきに近寄らず”という言葉もありますので、なるべく用心して無事帰ってご報告したいと思います。
