MVM 代表 石田希世士のブログ


昨年に引き続き、香港で開催された青果物の展示会”Asian Fruit Lositica”に行ってきました。 以前にも申し上げましたが、ここはただの展示場ではなく、世界の青果物サプライヤ-とバイヤ-とが商談をセッティングする場。  


我々もチリ・ペル-・NZ・米国のサプライヤ-達との商談を設定して展示会にGO。 それぞれの国へ行く経費と時間を考えるとコスパが良いことを実感。 


勿論、産地入りし園地や加工場を視察することも重要ですが、終了したシ-ズンのレビュ-(反省会)やこれから栽培するあるいは輸入解禁が期待される品目の商談などには香港で十分に済みます。


展示会の方ですが、日本のブ-スは2コマのみ。 種苗会社と青森県のりんご会社が奮闘していました。 日本からはここ数年続けて出展店数が減っています。 とにかく淋しいの一言。 


アベノミクスの第3の矢において成長分野とされる日本農業のプレゼンス(存在感)はどこにあるのか、農産物の輸出倍増計画はいつになったら始動するか・・・・来期以降は政府主導の下に大きなジャパンブ-スを見られる事を期待したいです。 


我々自身もいつかは出展を考えたいと思います。 その時は英語・中国語を駆使するスタッフが必要ですね。 日本のプレゼンスが弱い原因のひとつに語学の壁もあるように思います。 言葉だけでなく文化・生活習慣にも通じたネイティブスタッフの雇用を検討する時期が来るかもしれません。


展示会の視察と商談に加え、昨年から取引が始まった香港の食品卸会社との商談と売場視察にも行くチャンスあり。 上の写真は香港そごうにおける弊社の北海道産"ほめられかぼちゃ"の宣伝販売のシ-ン。 


日本並みの小売価格での販売でしたので、売行きを心配しましたがまずまずの結果と聞き一安心。 なにより、私達の視察のタイミングに合わせ、”ほめられかぼちゃ”の宣伝販売を計画して頂いた事に大変感動しました。 良いビジネスパ-トナ-にめぐり合えたなあと。  弊社も期待に応えるバリュ-インパクトを与える仕事をしなければなりません。  


また、商談の際に、これからの販売強化アイテムを教えてもらいましたが、香港市場におけるビジネスチャンスはまだまだありそうです。  


8月下旬から先週一杯まで、ジャカルタ・クアランプ-ル・香港と経済発展が目覚しいアジア市場の一端を垣間見る貴重な機会となりました。 前回のブログでも書きましたが、どの程度の時間軸でアジア市場の販路開発を進めていくかまだ見当がついていません。 


しかし、チャンス到来の時に動けるようにそれなりの準備が必要だと痛感しました。 前述した人材の確保、現地ネットワ-ク(人脈)充実等々・・・・これからの課題です。



展示会の欧州産りんごのブ-ス 欧州はどのブ-スもデザインが凝っていて見せ方がうまい。


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ミニ野菜をスナック感覚で食するパケ-ジング。 

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