2021年、SIA&UC Factory始動!さらに突っ走ります。 | 株式会社石田伸一建築事務所(SIA inc.)&株式会社UC Factory

株式会社石田伸一建築事務所(SIA inc.)&株式会社UC Factory

石田伸一 林業建築家
設計はこちら 株式会社石田伸一建築事務所
Shinichi Ishida Architects Inc.
略称SIA inc.
林業・製材所はこちら 株式会社UC Factory
思考を建築する。
100年前の住宅に学び100年後のスタンダードをつくる。

あけましておめでとうございます。

年末年始と大寒波に襲われている新潟。

地元十日町市もめっちゃ雪でした。

 

 

 


 

 

そして、この記事を書いている今も新潟は雪が降り積もっています。。。

ずっと降り積もっています。

今日はめっちゃ雪かきだな。

 

2020年は、SIA inc.(石田伸一建築事務所の略)では、新潟県で17件の住宅新築設計、リノベ設計、店舗建築設計、事務所新装と県外で3件の住宅新築設計に携わらせていただきました。

 

そして2020年はSIAだけでなく、十日町市に本社を置き、林業の会社も設立しました。

 

2021年は4月にはNEST meike shinmeiがグランドオープンしますし、新潟市西蒲区和納での街づくりPJも本格的に動き始めます。あとフィリピンで動いている住宅新築工事も完成するんじゃないかな。コロナで海外は行けないけど、完成も楽しみです。

 

いろいろ動き出す2021年。

新年初めの記事は、 UC Factoryのこと。

 

2020年11月11日に会社設立をした

株式会社  UC Factory

 

以前このブログでも UC Factoryのことを書きましたが、今回はそこからの進捗を。

 

外壁、床、ルーバー、UC Box、内装壁、下地材といろんな材を作っていますが、今回内装用材呂、UC plywoodの3種類がお披露目となります。

 

今回、合板制作をしていただいた新潟合板振興さんには大感謝!!!

そのほかにもご尽力していただいた方がいらっしゃいます。本当にありがとうございます!!!

 

すでに2種類制作をしました。

 

①UC plywood(これは全層魚沼杉合板を指します)全層1.65mmの魚沼杉を合板にしていきます。

厚みは、9mm(内装壁用) 12mm(下地、構造用合板用) 24mm(構造用合板用と棚板、家具用) 28mm(構造用合板と棚板、家具用)

 

 

②UC plywoodマホガニー こちらはフェイスとバックと言われる表と裏に0.8mmのガボンマホガニーを貼り、中の合板は魚沼杉1.65mmで構成された合板です。

厚みは、5.5mm(内装天井用、建具面材用) 9mm(内装壁用) 12mm(下地用)18mm(棚板用)21mm(棚板用) 30mm(棚板、家具用)

 

 

 

そして、

今回試作品を見に行ったのが、UC plywoodブナ

こちらはフェイスとバックと言われる表と裏に1.65mmの大白川ブナを貼り、中の合板は魚沼杉1.65mmで構成された合板)です。

 

 

UC plywoodはラーチ合板(針葉樹合板)に変わるものです。

ラーチ合板での事例をこちらに。

ラーチ合板での内装壁(一部ラーチ合板に塗装仕上げ。左側の白っぽく見える壁と右側の黒っぽく見える壁がラーチ合板に塗装をした仕上げです。)、内装天井事例

 

ラーチ合板での内装壁、内装天井、棚板事例

 

ラーチ合板での内装壁、内装天井事例

 

ラーチ合板での内装壁事例

 

ラーチ合板での棚板事例

 

ラーチ合板での棚板、内装壁、建具事例

 

 

 

 

これが、今後UC plywoodに変わります。

フェイスはこんな感じ!

魚沼杉独特の赤身を超えた黒い感じもフェイスに出てきている場所もあります。

 

 

 

 

そして、UC plywoodを利用した家具がこちら。

 

家具は、フェイスの綺麗なものを選別して利用します。

UC plywoodリビングテーブル。

 

UC plywoodデスクテーブル。

 

 

リビングテーブル。

ちなみにこちらの空間は全て魚沼杉板貼り。

UCフロア浮造り(魚沼杉の浮造りフロア)15mmを天壁床に利用しています。

UC plywoodダイニングテーブル

 

UC plywoodデスクテーブルと書斎。

 

 

 

1月25日より着工する浦山の家(仮称)で内装材としては初採用となります!

イメージCG

 

 

完成しましたら予約制完成見学会を開催します。

 

 

 





続いて、ラワン合板での事例

天井と壁にラワン合板を利用。

天井5.5mmと壁9mm

 

ダイニングテーブルもラワン合板で造作。

積層がかっこいい。

 

こちら造作テーブルで、伸縮できるテーブルになっています。

 

 

 

キッチンも造作。

 

アンドウッドさんのチークパーケットフロアとの相性も抜群!

 

 

 

こちらも全面ラワン合板を採用したリノベ

 

 

 

 

新しくも懐かしいLong Loved Design。
単なる白い壁よりも陰影が美しい。
 
 
 

 

 

こちらの家は現在新潟県内で発売中のsumicaの表紙になっている住宅です。

 

一部の壁と天井にラワン合板を利用しています。


 

 

こちらはラワン合板染色。グレーにするとアクセントとなりこちらもオススメです。

 

 

 

ラワン合板の可動棚。
今まではラワンランバー(合板ではなく小口をテープで処理するやり方)をメインで使っていましたが、今後は、UC plywoodマホガニーを利用していきます。
 
 
天井がラワン合板にチーク塗装。
棚はラワンランバーを利用しています。
天井と和室の吊り押入れそして床の間にラワン合板を利用。
夜はこのような雰囲気。
 
続いて、ラワン合板で作った建具
 
 
 
 
 
 
洗面カウンター
 

ラワン合板染色仕上げの建具。

墨を入れた漆喰との相性も抜群です。


 


白ラワンを利用した建具。
 
 
ラワンも大好きな材料ではありますが、ラワンというのは総称で木の名前ではありません。
赤ラワン、黄ラワン、白ラワンと3色の色があります。
 
赤ラワンがカロフィラムという木を使っているんだそう。

赤ラワンの指定が絶対にできるというわけではないので、しょうがないのですが色のばらつきが出てしまいます。
 
そんな中巡り会ったのが、ガボンマホガニー。
ヨーロッパの方で好まれて使われているガボンマホガニー。加工された単板を利用しフェイスとバックに使います。
 
色はこんな感じ。
ラワンに当ててみる。
 
ラワンもいい色ですが、UC plywoodマホガニーもめっちゃいい色。
 
 
 
 
 
これより着工する建築には UC Factory商品をオススメしています。
より一層思いが詰まったマテリアルをご提案。
 
3月ないしは4月着工予定のリノベーション。
 
 
 
 
 
現在プランニング中の新築住宅
 
 
 
 
 
 
 
そして、12月7日に試作品を確認しに行ったUC plywoodブナ


 

 

 

 

 

 

 

 正式は販売は今年の6月以降を予定。

まずは自分たちで利用するのと、SIAオンラインサロンメンバーに先行的に販売していきます。

 

 

 

最後に告知。

SIAオンラインサロンでは、サロンメンバー限定で UC Factory商品がご利用いただけたり、プロジェクトを協働していきます。

 

 

 

 


 

 

 

とても面白いプロジェクトが動き始めていますので、ぜひ一緒にワクワクを建築しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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